SONY ST-S222ESX
¥37,000(1986年発売)
解説
上級機で得た技術を凝縮したFM/AMチューナー。
MPX部にはWODSD(Wave Optimized Digital Stereo Decorder)を搭載しています。
ST-S222ESXでは、500素子を超える新PLL MPX IC(CXA-1064S)を採用しており、38kHzのスイッチで得たL/R復調信号を、38kHzと114kHzを平衡掛算して得た信号でブレンドスイッチをスイッチングすることで、最終的にスイッチング信号を正弦波に近づけています。
このWODSDにより、信号系からLCフィルターを一切排除し妨害特性の大幅な向上を実現しています。
ダイレクトコンパレーター方式を採用しており、比較周波数をチャンネルプランと同じ100kHzに上げることによりビートやノイズを低減させています。
トランスの巻線自体の持つ周波数特性を改善するESフィルターを採用しています。
10局のランダムプリセット機能を搭載しています。
キャルトーン機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
実用感度 | 0.9μV/10.3dBf |
高調波歪率(1kHz、wide) | mono:0.045% stereo:0.05% |
実効選択度 | 80dB(400kHz) 55dB(300kHz) |
周波数特性(1kHz、stereo) | 15Hz~15kHz +0.2 -0.5dB |
スプリアス妨害比 | 100dB以上 |
SN比 | mono:88dB stereo:84dB |
セパレーション(1kHz) | 65dB |
消費電力 | 9W |
外形寸法 | 幅430x高さ85x奥行345mm |
重量 | 4.3kg |
付属 | AMループアンテナ FMフィーダーアンテナ アンテナコネクター 接続コード |