SONY ST-S222ESA
¥29,800(1991年発売)
解説
VHF、UHFのTV放送の音声も受信できるFM/AMチューナー。
ソニー独自の高速PLL ICを使用することでシンセサイザーチューナーの比較周波数を受信周波数と同じ100kHz単位にまで高めたダイレクトコンパレーター方式を採用しています。
近接局妨害排除能力を高めるため、高調波を発生しにくいスイッチング信号を作り出すWODSDサーキットを搭載しています。
電源部を取り巻く形で各ブロックを配置したラジアルパワーサプライを採用しています。
TVの音声は音声多重に対応しています。
また、英語などの2ヶ国語放送も主/副/主+副を選んで再生できます。
プリセットメモリーはランダムに30局まで登録できます。
チューニングノブのよるデジタルチューニングやプリセットスキャンなどの機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
<FM/TV(音声)チューナー部> | |
受信周波数帯域 | FM:76.0MHz~90.0MHz VHF:1ch~12ch UHF:13ch~62ch |
実用感度 | 0.9μV(10.3dBf) |
周波数特性 | 15Hz~15kHz +0.2 -0.5dB |
SN比 | mono:80dB stereo:75dB |
実効選択度 | 80dB(400kHz) |
全高調波歪率(wide、1kHz) | mono:0.045% stereo:0.05% |
イメージ妨害比 | 55dB |
ステレオセパレーション | 60dB(1kHz) |
アンテナ端子 | 75Ω不平衡型 |
<AMチューナー部> | |
受信周波数帯域 | 522kHz~1611kHz |
感度 | 250μV/m(AMループアンテナ使用時) |
SN比 | 54dB |
全高調波歪率(400Hz) | 0.3% |
選択度 | 40dB(9kHz) |
アンテナ端子 | 外部アンテナ端子 |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 14W |
外形寸法 | 幅430x高さ85x奥行365mm |
重量 | 4.0kg |