SONY ST-4950
¥69,800(1976年頃)
解説
ST-5000F以来の技術的蓄積を基に開発されたES-IIシリーズのFM/AMチューナー。
バリコンの精度を向上させるため、バリコンの内部の局部発振オッシレーターがロータリーの回転角を調節管理することで受信精度を高めています。
フロントエンド部では、RF部とミキサー段にMOS FETを採用しています。
ユニフェイズ・フィルターを採用しており、高選択度と低歪率の両立を図っています。
MPX部にはPLL ICを採用しています。
LEDダイヤル指針やマルチパスインジケーターを搭載しています。
機種の定格
| 型式 | FM/AMチューナー |
| <FMチューナー部> | |
| FM実用感度(IHF) | 1.9μV |
| SN比 | stereo:70dB mono:75dB |
| キャプチャーレシオ | 1.0dB |
| 選択度(IF) | 80dB |
| イメージ妨害比 | 75dB |
| IF妨害比 | 100dB |
| スプリアス妨害比 | 100dB |
| 歪率 | mono:0.15%(400Hz、100%変調時) stereo:0.3%(400Hz、メイン45%サブ45%パイロット10%変調時) |
| ステレオセパレーション | 400Hz:45dB以上 1kHz:45dB以上 |
| <AMチューナー部> | |
| 感度(バーアンテナ使用時) | 48dB/m |
| SN比 | 50dB |
| <総合> | |
| 消費電力 | 19W |
| 外形寸法 | 幅430x高さ170x奥行335mm |
| 重量 | 7.7kg |
| 別売 | サイドウッド TAC-15(1セット、¥2,800) |