
SONY SS-X90ED
オープン価格(¥90,000前後、1台、2001年12月発売)
解説
新世代のリファレンスを目指して開発されたスピーカーシステム。
低域には16.5cmコーン型ウーファーを2個搭載しています。
振動板にはノンプレスタイプのペーパーコーンを採用しています。また、ボイスコイルは38mmと大口径とすると共にボイスコイルキャップをコーンケーブタイプとする事でメカ的に滑らかな高域減衰を得ています。
中域には16.5cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
高域には70kHzまで再生可能な2.5cmドーム型ツィーターであるEDツィーターを搭載しています。
EDツィーターをマウントする天板とハウジングにはアルミダイキャストを採用しており、よりストレートな高域放出を実現しています。また、ラウンド形状とする事で音の回折を低減しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
内部構造にはGブレーステクノロジーを採用しており、振動の大きいウーファーユニットを底板から起立した内部のGブレースに固定する事でウーファーの振動によるフロントバッフルへの影響を低減しています。
バイワイヤリング接続に対応しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型 |
ユニット | 低域用:16.5cmコーン型x2 中域用:16.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 35Hz~70kHz |
出力音圧レベル | 90dB/2.83V/m |
インピーダンス | 4Ω |
最大入力 | 200W |
クロスオーバー周波数 | 450Hz、3.5kHz |
外形寸法 | 幅260x高さ990x奥行300mm |
重量 | 約32kg |