- SONY SS-G5a
- ¥79,000(1台、1980年頃) 
解説
SS-G5の第2世代として開発されたスピーカーシステム。
      NASTRANによるより高精度な振動解析や、SS-G9の開発で得た最新のノウハウを投入し、約30箇所に及ぶ改良を加えています。
      
      ウーファーには、30cmCARBOCONウーファーを採用し、ユニット各部を補強し鳴きを減少させるとともに、φ75mmのボイスコイルと強力な磁気回路を採用。
      とくに新設計の磁気回路は、T型ポールや溝加工を施したプレートなどにより、低歪率化を大きく進めています。
      
      ミッドレンジはバランスドライブ型で、受け持つ5..5kHzまでの帯域ではほぼ完全なピストンモーションを行う設計です。
      
      トゥイーターは、新たに開発した3.5cmバランスドライブ型を採用。振動板にチタン箔を、ボイスコイルに銅線を使用するなど、素材レベルまで厳しく吟味しています。
      
      ネットワークは、基板の断面積を拡大する、あるいはプラスチックケースの電解コンデンサをしようするといった伝送特性の向上を期しています。
      
      エンクロージャーは、バッフル板と裏板に溝加工を施し、鳴きをコントロールしています。
			
機種の定格
| 方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 | 
| 使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 中域用:8cmバランスドライブ型 高域用:3.5cmバランスドライブ型 | 
| 実効周波数帯域 | 30Hz~20000Hz | 
| 出力音圧レベル | 93dB/W/m | 
| インピーダンス | 8Ω | 
| 定格最大入力 | 80W | 
| 瞬間最大入力 | 150W | 
| クロスオーバー周波数 | 600Hz、5500Hz | 
| レベルコントロール | 中域用:0dB~-50dB連続可変 高域用:0dB~-50dB連続可変 | 
| 外形寸法 | 幅415x高さ720x奥行345mm | 
| 重量 | 27kg | 
| 付属 | スピーカーコード(3m) |