
SONY SS-FRF7ED
¥42,000(1台、2005年10月21日発売)
解説
スピーカーセットSA-FT7EDに追加できる増設用スピーカーシステム。
低域には新開発の薄型10cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットでは反発磁気回路方式を採用しています。この方式ではネオジウムマグネットの同極同士を向かい合わせることで磁束を外周に向かって放出させ、そこにボイスコイルを設置する構造となっています。この構造のため、振動板もボイスコイルのボビン中央と接続されており、スピーカーユニットの構造を平面構造とする事で薄型でありながら高音質化を追求しています。
MRC(マイカ・リインフォースド・セルラー)振動板を採用しています。これはマイカフレームと合成繊維を原材料とし、マイカフレークを発泡セル構造に成型したもので、低密度で軽量・高剛性を実現しています。
高域には2cmドーム型ツィーターを搭載しています。
EDツィーターでは70kHzの高域再生を実現しており、SACDなどのオーディオフォーマットへの対応を実現しています。
ダイレクトクーリングシステムを採用しています。
各スピーカーユニットには熱伝導性の良いアルミフレームを採用すると共にアルミ製のバックキャビネットに直結した構造としています。これにより放熱性を高めています。
エンクロジャーにはバスレフ方式を採用しています。
グリルネットとしてステンレスエッチングメッシュグリルネットを採用しています。このグリルは0.3mmという薄いステンレス板に直径0.5mmの穴を開けたもので、一般的なプレス加工では作成できないため、エッチング手法を採用しています。このグリルは板厚が薄く開口率も高いため、約100kHzまで音を劣化させずに透過でき、EDツィーターの性能を発揮させながらスタイリッシュな外観を保っています。
別売りオプションとしてガラス製のフロアスタンドがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計 |
使用ユニット | 低域用:16.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数帯域 | 45Hz~70kHz |
出力音圧レベル | 86dB/2.83V/m |
インピーダンス | 8Ω |
最大入力 | 120W |
クロスオーバー周波数 | 3kHz |
外形寸法 | 幅170x高さ250x奥行185mm |
重量 | 約2.9kg |
付属 | スピーカーケーブル(10m)x2 |