
SONY SA-WX90
¥80,000(1台、2000年発売)
解説
新開発ユニットを採用したアクティブサブウーファー。
ユニットには新開発の30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットには厚さ2mmの振動板を採用しており、従来の同クラスユニットと比べて約8倍以上の強度を獲得しています。また、32mm幅の特殊ラバーエッジや直径156mmの大型マグネットによる強力磁気回路、ロングストロークのボイスコイルによって優れた低音再生能力を得ています。
内部回路には高音質パーツや大型トランスを用いたパワーアンプを採用しています。さらに、ハイスピードMFB回路を搭載することで低域の再生能力を向上させています。
エンクロージャーにはアドバンストSAW方式を採用しています。この方式はSAW方式を改良したもので、ユニットを内部のサブバッフルにマウントして音をダクトから放出する従来方式の構造に加え、フロントバッフルにラジエーターを設けることで音の遅延を防止し、応答性の良さと重低音再生を両立させています。
また、エンクロージャー素材には25mm厚のパーティクルボードを採用しており、特にフロントバッフルは板を2枚貼り合わせて厚さ45mmとすることで強度を高め、振動低減と分解能向上を図っています。
位相切換スイッチを搭載しています。
信号入力に連動して電源が入るオートパワーON/OFF機能を搭載しています。
入力端子には金メッキピンジャック端子を採用しています。
機種の定格
方式 | アンプ内蔵・1ウェイ・1スピーカー・アドバンストSAW方式 ・フロア型・防磁設計 |
ユニット | 低域用:30cmコーン型 |
再生周波数帯域 | 20Hz~120Hz |
ハイカット周波数 | 50Hz~120Hz(連続可変) |
実用最大出力 | 350W |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 350W |
外形寸法 | 幅420x高さ450x奥行540mm |
重量 | 約36kg |
付属 | スピーカーケーブル(2.5m)x2 オーディオケーブル |