
SONY SA-W70ES
¥70,000(1台、1997年発売)
解説
アドバンストSAW方式を採用したESシリーズのアクティブスーパーウーファー。
ユニットには20cmコーン型ウーファーを2個搭載しています。
このユニットには直径120mmの大型マグネットを採用するとともに大口径のダンパー及びボイスコイルを使用しています。また、コーン紙はコシの強いノンプレスコーンを幅広の強力エッジを用いて固定しており、大振幅時にも歪みにくいユニット構造を実現しています。
エンクロージャーにはSAW方式の改良型にあたるアドバンストSAW方式を採用しています。
従来のSAW方式ではユニットをエンクロージャー内側のサブバッフルにマウントし音はダクトを通って放出していました。アドバンストSAW方式では従来閉じられていたフロントバッフルにラジエーター(位相等化器)を設けることで耐入力性とともに放出される音の遅延を防いでいます。これにより信号に対する応答性と重低音を両立させています。
アンプ部は従来の同レベル機種より大出力化を図ると共にBTL接続アンプとしており、重量感のある音を得ています。
また、大容量のオーディオコンデンサーを採用しています。
人の聴感特性に配慮し、低音量時には聞こえにくい重低音の音量を持ち上げ、音量が大きくなるにつれてフラット特性に近付ける補正回路を組み込んでいます。
ハイカット周波数は連続可変式となっています。
2台目のサブウーファーを接続できるライン出力端子を搭載しています。
機種の定格
方式 | アンプ内蔵・1ウェイ・2スピーカー・アドバンストSAW方式 ・フロア型・防磁設計 |
ユニット | 超低域用:20cmコーン型x2 |
再生周波数帯域 | 18Hz~150Hz |
ハイカット周波数 | 50Hz~150Hz |
実用最大出力 | 250W |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 165W |
外形寸法 | 幅255x高さ630x奥行520mm |
重量 | 約27kg |
付属 | スピーカケーブル3mx2 オーディオケーブルx1 |