SONY Model 202
¥38,000(1957年発売)
解説
201の改良型として開発された普及型のテープコーダー。
ソニーが特許を取得していた交流バイアス法を採用しており、雑音を少なく抑えています。
テープ速度は切換式となっており、7.5インチと3.25インチが選択できます。
本格的シングルコントロール(単一操作)方式を採用しており、片手でも録音、再生、巻き戻しの操作が行なえます。
録音、再生の途中で素早い停止が可能です。
ダイナミック型マイクが付属しています。
電源周波数の異なる地域にはキャプスタンやピンチローラーの取り換えで対応しています。
7インチリールをかけたまま収納が可能です。
機種の定格
型式 | テープコーダー |
テープ速度 | 9.5cm/s(3.25inch)、19cm/s(7.5inch) |
録音可能時間 | 9.5cm/s(3.25inch):片側1時間、合計2時間(7inchリール) 19cm/s(7.5inch):片側30分、合計1時間(7inchリール) |
周波数範囲 | 9.5cm/s(7.5inch):150Hz~7kHz 19cm/s(3.25inch):200Hz~4kHz |
操作 | 単一操作方式 (停止→録音、停止→巻き戻し、停止→再生) |
出力 | 0.8W |
スピーカー | 10x15cm楕円コーン型ダイナミックスピーカー |
付属装置 | 早送り、瞬時停止装置付き |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 約60W |
外形寸法 | 幅420x高さ200x奥行335mm |
重量 | 約12.3kg |
付属 | ソニーダイナミックマイクロホン ソニーテープ PY-7 ソニーリール R-7 ラジオコード(ラジオ録音及び出力用) キャプスタン(取付済みのものと他の周波数用のもの) ピンチローラー(取付済みのものと他の周波数用のもの) 接着テープ |