SONY TC-WR775
¥39,800(1991年発売)
解説
編集機能の充実を図ったツイン録再リバースデッキ。
A/Bデッキ独立の減算機能付きツインFLカウンターを搭載しています。
これにより、Aデッキで再生時間、Bデッキでトータル録音時間といった使い分けが可能です。
A/Bデッキ独立でドルビーHXプロを搭載しており、録音時に実効バイアス量を1/1000秒単位で最適値にコントロールすることで高域でのオーバーバイアスを防ぎ、高域のリニアリティを改善しています。
ノイズリダクションシステムとして、ドルビーNR BタイプとCタイプを搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
また、このリモコンを使用することでソニーのリモコン対応CDプレイヤーとシンクロコードを接続せずにシンクロ録音が楽しめる、ワイヤレスCDシンクロ録音機能を搭載しています。
リアルタイムのピーク表示とピークホールド機能を搭載したピークレベルメーターを搭載しています。
2本のテープの同時録音や最高5往復のリレー再生、180分の連続録音も可能なツイン録再リバース機構を採用しています。
前後の曲の頭出しが素早くできるAMS(オートマチックミュージックセンサー)機能を搭載しています。
ブランクスキップ機能を搭載しており、10秒以上の無音部があると次の曲の頭まで早送りし、演奏を再スタートします。
オートポーズ機能を搭載しています。
この機能では、ノーマルスピードでのダビング時に、Aデッキは1曲の再生ごとにポーズ状態になり、Bデッキは録音ポーズで待機します。これにより、選曲しながらのシンクロダビングが可能です。
オートテープセレクターを搭載しており、タイプI(ノーマル)か、II(ハイポジション)か、IV(メタル)かを自動検出します。
巻戻し後に自動的に演奏をスタートさせるオートプレイ機能や、カウンターゼロにリセットした位置から演奏スタートを始めるメモリープレイ機能を搭載しています。
別売りタイマーを組み合わせることで、留守録音や目覚まし再生が可能です。
ボタンを押すだけで自動的に約4秒間のミューティング録音を行い、一時停止するオートスペースRec
Mute機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ヘッド | 消去:2 録再:2 |
モーター | DCサーボモーター:2 DCモーター:4 |
SN比 | 58dB(EIAJ、Dolby off、ピークレベル、Metal-Sカセット) 73dB(Dolby NR C、ピークレベル、Metal-Sカセット) |
周波数特性 | 30Hz~18kHz ±3dB(EIAJ、Metal-Sカセット) |
周波数範囲 | 20Hz~19kHz(EIAJ、Metal-Sカセット) |
ワウ・フラッター (EIAJ) |
±0.13%Wpeak 0.07%WRMS |
歪率 | 0.5%(第3次高調波歪率、1kHz、Metal-Sカセット) |
消費電力 | 25W |
外形寸法 | 幅430x高さ135x奥行300mm |
重量 | 4.9kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RM-J903 |