SONY TC-S1
¥35,000(1995年頃)
解説
ソニーのコンパクトハイコンポーネント、コンポSシリーズの共通デザインを採用したオートリバースデッキ。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーS NRを搭載しています。
ドルビーSは、プロ用機器で使われているドルビーSRの技術を導入したもので、精密な信号処理を行うことによりノイズを約1/16に低減しています。また、NR特有の息づき現象を抑えるため音の大小や高低を細かくコントロールしており、音質の変化を抑え、ダイナミックな音もより自然に録音できます。
メカ部には高剛性トレイ方式を採用しています。
バイアスとイコライザーレベルをテープの個性に合わせて自動調整できるオートレックキャリブレーションを搭載しています。
AMS(オートマチックミュージックセンサー)を搭載しており、再生中の曲の前後の曲を素早く頭出しできます。
ステレオプリメインアンプTAE-S1に付属しているワイヤレスリモコンRM-S1で、再生やCDシンクロ録音などがコントロールできます。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
形式 | 4トラック2チャンネル |
ヘッド | 消去:1 録再:1 |
モーター | DCサーボモーター:1 DCモーター:2 |
SN比 | 57dB(EIAJ、ドルビーNR off、メタルテープ) 77dB(ドルビーNR S、ピークレベル、メタルテープ、聴感補正) |
周波数特性 | 25Hz~19kHz ±3dB(EIAJ、-20dB録音、メタルテープ) 25Hz~13kHz ±3dB(-4dB録音、メタルテープ) |
ワウ・フラッター (EIAJ) |
±0.11%Wpeak 0.06%WRMS |
歪率(EIAJ) | 1.8%(第3次高調波歪率、基準録音レベル250nWb/m、315Hz正弦波、メタルテープ) |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 11W |
外形寸法 | 幅310x高さ90x奥行345mm |
重量 | 4.3kg |