SONY TC-R6
¥198,000(1977年頃)
解説
TC-R7-2のメカニズムはそのままにヘッドブロックだけを4トラックしたテープデッキ。
ヘッドにはF&Fヘッドを採用しています。
また、ヘッドと再生アンプとを直結したダイレクトカップリング方式により、SN比や歪率特性、周波数特性を改善しています。
キャプスタン用にはFG周波数検出方式サーボを組み込んだサーボモーターを採用しており、安定した回転を実現しています。
また、リール用モーターを供給と巻取りそれぞれに専用モーターを搭載し、3モーターならではの安定したテープ走行を実現しています。
テープ駆動システムには定評のあるクローズドループ・デュアルキャプスタン方式を採用しており、走行精度の向上や変調ノイズの低減を実現しています。
テープ走行ボタンは電磁ソレノイドに直結されたフェザータッチのロジカルコントロール方式を採用しています。
また、どのポジションかれでもストップを経ずに次のポジションに移れ、無駄な待ち時間がありません。
バイアス・イコライザー独立の3段切換テープセレクターを搭載しています。
別売りタイマーを使用することで、連続留守録音や目覚まし再生が可能です。
後追い録音機能を搭載しています。
録音、再生独立モニターが可能です。
録音モニターミューティングスイッチを搭載しています。
ラインとマイクのミキシングが可能です。
左右独立録音モードスイッチを搭載しています。
写真に写っている別売りワイヤードリモコンにより離れた場所からの操作やREC-MUTE(無音録音)が可能です。
15dB/30dBのマイクアッテネーターを搭載しています。
リールサイズ切換えスイッチを搭載しています。
別売りでダストプロテクターがありました。
機種の定格
型式 | テープデッキ |
テープ形式 | 4トラック・2チャンネル |
テープスピード | 19cm/s、9.5cm/s |
ヘッド | 消去:1 録音:1 再生:1 |
モーター | キャプスタン用FG付きサーボモーターx1 リール用モーターx2 |
SN比 | 61dB(デュアドテープ使用) |
周波数特性 | 30Hz~25kHz ±3dB(19cm/s、デュアドテープ) |
ワウ・フラッター | 0.04%wrms(19cm/s) |
歪率 | 0.7%(デュアドテープ) |
消費電力 | 80W |
外形寸法 | 幅445x高さ525x奥行235mm |
重量 | 26.5kg |
別売 | リモートコントローラー RM-30(¥9,800) ダストプロテクター DP-30(¥4,800) |