SONY MXD-D3
¥64,000(2000年発売)
解説
4倍速ダビングが可能なCD/MDデッキ。
CDからMDへ簡単操作で4倍速ダビングが可能です。また、CDプレイヤー側でプログラムした曲順で4倍速ダビングすることも可能です。
MXD-D3では、HCMS(ハイスピードコピーマネージメントシステム)により、4倍速録音開始から74分以内に同じ曲をサイド4倍速録音することはできません。
REC IT機能を搭載しており、CDを聴きながらリモコンのREC ITボタンを押すと、CDは自動的に曲の冒頭に戻ってMDへの録音を開始します。
2桁表示ディスプレイを採用しており、CD/MDの演奏時間や残り時間などをそれぞれに表示することができます。
また、CD/MD両方の時間情報を同時に見ることもできます。
MDデッキ部にワイドビットストリーム技術を採用しており、MDフォーマットである16ビットを超える20ビット相当のダイナミックレンジの広い録音・再生をかのうにしています。
また、CDプレイヤー部には、ハイブリッド・パルスD/Aコンバーターを採用しています。
スマートスペース機能を搭載しています。
32kHzや48kHzの各サンプリング周波数を44.1kHzに自動変換するサンプリングレートコンバーターを搭載しています。
デジタルRECレベルコントロールを搭載しており、ゲイン0dBを中心として-12dBから最大+12dBまでコントロールができます。
また、設定した録音レベルを入力系ごとに記憶させることができるメモリー機能を搭載しています。
ピッチコントロール機能を搭載しており再生スピード(ピッチ)を変えて聴く事が出来ます。
ミュージックシンクロ機能を搭載しており、リモコンのミュージックシンクロ・ボタンを押した後に接続した機器の演奏をスタートさせるだけで、音楽信号の入力を感知して自動的に録音を開始します。
タイムマシン録音機能を搭載しており、録音ポーズ状態でマルチジョグダイヤルを押すと最大6秒前の音に遡ってディスクに録音できます。
MDを表示の2倍の長さで使えるモノラル録音・再生機能を搭載しています。
曲の分割(DIVIDE)、連結(COMBINE)、移動(MOVE)などの編集が可能です。また、間違えた場合に直前の編集操作をキャンセルできるUNDO機能を搭載しています。
COMBINEやDIVIDEでの編集ポイントを確認できるリハーサル機能を搭載しています。編集ポイントの移動は、DIVIDEの編集点を分・秒・フレーム(約0.012秒)単位で微調整できます。
なお1フレームの時間は、MDLP LP2モード/モノラルモードでは0.023秒、LP4モードでは0.047秒ステップとなります。
1曲内の指定した2点間を消去できるA-B ERASE機能を搭載しています。
ディスク名や曲名を約1,700文字までディスクに記録できるタイトル機能を搭載しています。
アルファベットや数字、記号に加え、カタカナ文字にも対応しており、録音・再生中でも本体及びリモコンから入力ができます。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
デジタル録音はSCMS(シリアルコピーマネージメントシステム)により、1世代に限り可能で、2世代以降のデジタル録音はできません。ただし、CS放送からの録音の場合、番組によっては録音できないことがあります。
機種の定格
型式 | CD/MDデッキ |
<CDプレイヤー部> | |
形式 | コンパクトディスクデジタルオーディオシステム |
<MDデッキ部> | |
A/Dコンバーター | 24bit⊿∑ |
D/Aコンバーター | ハイブリッドパルスD/Aコンバーター |
音声圧縮方式 | ATRAC |
録音・再生時間 | ステレオ:最長80分 モノラル:最長160分 |
周波数特性 | 5Hz~20kHz ±0.5dB |
ダイナミックレンジ | 96dB以上(再生時) |
SN比 | 98dB以上(再生時) |
全高調波歪率 | 0.005%以下(再生時) |
ワウ・フラッター | 測定限界(±0.001%W・Peak)以下(再生時) |
<その他> | |
入力端子 | ライン:1系統 光デジタル:1系統 |
出力端子 | ライン:1系統 ヘッドホン:1系統 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 18W |
外形寸法 | 幅430x高さ120x奥行290mm |
重量 | 約4.7kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RM-D38M |