SONY MDS-S1
¥69,000(1994年11月21日発売)
解説
ソニーのコンパクトハイコンポーネント、コンポSシリーズのデザインを採用したMDデッキ。
CDなどからのデジタル録音時に、曲間が3秒以上空くと無音部を自動的に約3秒に揃えるスマートスペース機能を搭載しています。
録音ボタンを押すだけで自動的に無録音部分を探して録音を開始します。また、任意の曲の冒頭や途中からの録音も可能です。
選曲や演奏、タイトル入力、TOC EDITの操作に使用できるマルチジョグダイヤルを搭載しています。
ディスクイン・オートパワーやタイマースタンバイ機能を搭載しています。
オーディオバス端子を搭載しておりコンポSとのシステムアップが可能です。
コンポSとの接続により、電源の連動やアンプの自動入力切替、CDシンクロ録音などが可能です。
デジタル入力はサンプリング周波数44.1kHzの信号にのみ対応しています。
トラックマーキング機能を搭載しています。
15セグメントデジタルピークメーターを搭載しています。
アルミフロントパネルを採用しています。
モノラルフォーマットのディスクには再生のみ対応しています。
音楽信号を最大約8秒間メモリーする4メガビットDRAMを搭載しており、音飛びを防いでいます。
また、メモリー蓄積のメリットを生かし、ポーズ解除後すぐに音が立ち上がるメモリースタート再生などを可能にしています。
SCMS(シリアルコピーマネージメントシステム)により、デジタル録音は1世代に限り行え、2世代目以降のデジタル録音はできません。
機種の定格
| 型式 | MDデッキ |
| 録音方式 | 磁界変調オーバーライト方式 |
| 再生方式 | 非接触光学式 |
| レーザー | 半導体レーザー(λ=780nm) |
| 回転数 | 約400~900rpm |
| 符号化方式 | ACIRC |
| サンプリング周波数 | 44.1kHz |
| 音声圧縮方式 | ATRAC |
| 変調方式 | EFM(8-14変調) |
| チャンネル数 | 2チャンネル |
| 録音・再生時間 | 最長74分 |
| 周波数特性 | 5Hz~20kHz ±0.3dB |
| SN比 | 98dB以上 |
| ワウ・フラッター | 測定限界(0.001%W・peak)以下 |
| 入力端子 | ライン:1系統 光デジタル:1系統 オーディオバス:1系統 |
| 出力端子 | ライン:1系統 光デジタル:1系統 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 13W |
| 外形寸法 | 幅310x高さ90x奥行345mm |
| 重量 | 約3.5kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン RM-D3M |