SONY MDS-NT1
オープン価格(¥30,000前後、2001年12月10日発売)
解説
パソコン周辺機器の感覚で使えるMDデッキ。
パソコンとMD機器を接続するインターフェース規格であるNetMDに対応しています。
NetMDは楽曲の著作権を保護しつつパソコン上の音楽データをMD機器に転送する規格で、データ転送はMDのATRAC(標準モード)やATRAC3(MDLPモード)形式を採用しています。このため録音したディスクはポータブルMDなどで再生する事ができます。
著作権保護技術としてOpenMGとMagicGateを採用しており、OpenMGによって暗号化されたパソコンのハードディスク上に記録されたデータをMagicGateによってパソコンとMD機器間で認証した上で転送する事ができます。
接続はUSBケーブルで行い、パソコン上のMP3/WAV/WMAなどの音楽データをATRAC/ATRAC3に変換して転送します。
NetMDのWindows用ソフトウェアが付属しています。
MDLP機能を搭載しており、1枚のディスクに従来の2倍または4倍の長時間ステレオ録音が可能です。
また、グループ機能を搭載しており、曲をディスク別などに分けて管理する事ができます。
出力端子はステレオミニジャックとヘッドホン出力を装備しています。
ヘッドホン出力はボリュームを装備しています。
D/A変換部には24ビットデルタシグマカレントパルスD/Aコンバーターを採用しています。
機種の定格
| 型式 | MDデッキ |
| D/Aコンバーター | 24bitデルタシグマ・カレントパルスD/Aコンバーター |
| 音声圧縮方式 | ATRAC |
| 録音・再生時間 | ステレオ:最長74分 モノラル:最長148分 |
| 周波数特性 | 5Hz~20kHz ±1.0dB |
| SN比 | 96dB以上(再生時) |
| 全高調波歪率 | 0.002%以下(再生時) |
| ワウ・フラッター | 測定限界(0.001%W・peak)以下(再生時) |
| デジタル端子 | USB(入出力兼用) |
| 出力端子 | ライン:1系統(ステレオミニ) ヘッドホン:1系統(ステレオミニ) |
| 電源電圧 | 付属アダプター、DC9V |
| 消費電力 | 6W |
| 外形寸法 | 幅152x高さ52x奥行249mm |
| 重量 | 約1.0kg |
| 付属 | USBケーブル CD-ROMソフト(OpenMG Jukebox Ver2.2) オーディオ接続ケーブル ACパワーアダプター |
動作環境
| OS | WindowsXP Home/Professional Windows2000 Professional Windows Millennium Edition Window98/98SE |
| CPU | MMX Pentium 233MHz以上 |
| RAM | 64MB以上 |
| HDD空き容量 | 150MB以上 |
| CD-ROMドライブ | WDMデジタル再生機能対応 |
| USBポート | USB2.0 Full Speed(USB1.1) ※USB2.0 High Speed(USB2.0)非対応 |
| ディスプレイ | ハイカラー(16ビットカラー)以上、800x600ドット以上 |
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