SONY MDS-JE580
¥50,000(2005年5月10日発売)
解説
ATRAC/ATRAC3 DSP Type-Sを搭載したMDレコーダー。
新開発のDSPであるATRAC/ATRAC3 DSP Type-Sを搭載しており、MDLPモードの再生音質を改善しています。
MDLPモードでは圧縮方式にATRAC3を使用していますが、高効率の圧縮方式であるため演算能力を必要とします。このDSPではATRAC3信号のデコード時にブロックフローティング演算を実行する事で従来は切り捨てられていた微小な音の再生を可能にしています。これにより従来モデルに比べて約6dBのノイズ低減を実現しています。
また、このDSPは従来のATRAC用DSP Type-Rの演算能力も全て継承しています。
ダイナミックレンジの広い録音・再生を行うワイドビットストリームテクノロジーを採用しています。
ATRAC用DSPのダイナミックレンジと、デジタル入出力などの周辺回路のオーディオデータを、MD規格の16ビットからより多ビット化しています。
S.F(Scale Factor)エディットを搭載しています。
入力ソースの違いなどによって録音レベルが不揃いになったディスクでも後からレベルの再調整が可能です。
MDLPに対応しており、長時間のステレオ録音・再生が可能です。
サンプリングレートコンバーターを搭載しています。
D/A変換部にはハイブリッド・パルスD/Aコンバーターを採用しています。
光デジタル入力端子を装備しています。
タイムマシン6秒REC機能を搭載しています。
ミュージックシンクロ機能を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
| 型式 | MDデッキ |
| A/Dコンバーター | 24bit |
| D/Aコンバーター | ハイブリッド・パルスD/Aコンバーター |
| 周波数特性 | 5Hz~20kHz ±0.5dB |
| ダイナミックレンジ | 94dB以上(再生時) |
| SN比 | 96dB以上(再生時) |
| 全高調波歪率 | 0.01%以下(再生時) |
| ワウ・フラッター(再生時) | 測定限界(0.001%W・peak)以下 |
| 入力端子 | ライン:1系統 光デジタル:1系統 |
| 出力端子 | ライン:1系統 |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 7W 0.5W(待機時) |
| 外形寸法 | 幅430x高さ95x奥行285mm |
| 重量 | 約3.0kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン(RM-D10J) 光デジタルケーブル |
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