SONY MDS-501
¥108,000(1994年頃)
解説
サンプリングレートコンバーターを搭載したMDデッキ。
サンプリングレートコンバーターを搭載しており、サンプリング周波数が32kHzや48kHzの場合には自動的に44.1kHzに変換します。
録音・再生に関わる主要な操作ボタンだけを前面に残し、その他の機能はポケット内に収納されています。
マルチジョグダイヤルや、ディスクを挿入するだけで電源が入るディスクイン・オートパワーにより操作性を向上しています。
2系統のデジタル入力端子を搭載しており、フロントパネルのスイッチで切替えができます。
ステレオマイク入力端子を搭載しています。
タイトル&デート機能やTOC EDIT機能などの編集機能を搭載しています。
ダイレクト選曲やCDシンクロ録音が可能なワイヤレスリモコンが付属しています。
モノラルフォーマットのディスクには再生のみ対応しています。
音楽信号を最大約8秒間メモリーする4メガビットDRAMを搭載しており、音飛びを防いでいます。
また、メモリー蓄積のメリットを生かし、ポーズ解除後すぐに音が立ち上がるメモリースタート再生などを可能にしています。
SCMS(シリアルコピーマネージメントシステム)により、デジタル録音は1世代に限り行え、2世代目以降のデジタル録音はできません。
機種の定格
| 型式 | MDデッキ |
| 録音方式 | 磁界変調オーバーライト方式 |
| 再生方式 | 非接触光学式 |
| レーザー | 半導体レーザー(λ=780nm) |
| 回転数 | 約400~900rpm |
| 符号化方式 | ACIRC |
| サンプリング周波数 | 44.1kHz |
| 音声圧縮方式 | ATRAC |
| 変調方式 | EFM(8-14変調) |
| チャンネル数 | 2チャンネル |
| 録音・再生時間 | 最長74分 |
| 周波数特性 | 5Hz~20kHz ±0.3dB |
| SN比 | 100dB以上 |
| ワウ・フラッター | 測定限界(0.001%W・peak)以下 |
| 入力端子 | ライン:1系統 マイク:2系統 光デジタル:2系統 |
| 出力端子 | ライン:1系統 光デジタル:1系統 ヘッドホン:1系統 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 19W |
| 外形寸法 | 幅430x高さ85x奥行355mm |
| 重量 | 約5.2kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン RM-D1M |