SONY MDS-302
¥65,000(1994年12月1日発売)
解説
フルコンポサイズのMDデッキ。
CDなどからデジタル録音した際に、曲間が3秒以上空くと無音部を自動的に約3秒にそろえるスマートスペース機能を搭載しています。
録音ボタンを押すだけで自動的に未録音部分を探して録音を開始します。また、任意の曲の冒頭や途中からの録音も可能です。
TOC EDIT機能を搭載しています。
マルチジョグダイヤルを搭載しています。
ディスクを挿入するだけで電源が入るディスクイン・オートパワー機能を搭載しています。
タイマースタンバイ機能を搭載しており、外部タイマーを接続できます。
光デジタル入出力端子を搭載しています。
デジタル信号は、サンプリング周波数44.1kHzのみ対応しています。
トラックマーキング機能や15セグメントデジタルピークメーターを搭載しています。
25キーを使ったワンタッチダイレクト選曲が可能なワイヤレスリモコンが付属しています。
また、ソニーのCDプレイヤーと組み合わせてワイヤレスCDシンクロ録音が可能です。
モノラルフォーマットのディスクには再生のみ対応しています。
音楽信号を最大約8秒間メモリーする4メガビットDRAMを搭載しており、音飛びを防いでいます。
また、メモリー蓄積のメリットを生かし、ポーズ解除後すぐに音が立ち上がるメモリースタート再生などを可能にしています。
SCMS(シリアルコピーマネージメントシステム)により、デジタル録音は1世代に限り行え、2世代目以降のデジタル録音はできません。
機種の定格
| 型式 | MDデッキ |
| 録音方式 | 磁界変調オーバーライト方式 |
| 再生方式 | 非接触光学式 |
| レーザー | 半導体レーザー(λ=780nm) |
| 回転数 | 約400~900rpm |
| 符号化方式 | ACIRC |
| サンプリング周波数 | 44.1kHz |
| 音声圧縮方式 | ATRAC |
| 変調方式 | EFM(8-14変調) |
| チャンネル数 | 2チャンネル |
| 録音・再生時間 | 最長74分 |
| 周波数特性 | 5Hz~20kHz ±0.3dB |
| SN比 | 98dB以上 |
| ワウ・フラッター | 測定限界(0.001%W・peak)以下 |
| 入力端子 | ライン:1系統 光デジタル:1系統 |
| 出力端子 | ライン:1系統 光デジタル:1系統 ヘッドホン:1系統 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 13W |
| 外形寸法 | 幅430x高さ97.5x奥行292mm |
| 重量 | 約3.5kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン RM-D3M |