
SONY CDP-C500M
¥32,800(1989年発売)
解説
ルーレット方式を採用したCDチャンジャー。
ディスクトレイには大型の回転トレイを採用しており、ディスク最大5枚までを同時にセットできます。これにより1枚ずつ選んでの演奏や5枚連続演奏、5枚にまたがるプログラム演奏などが自由に行えます。また、トレイは8cmシングルCDにもダイレクトに対応しています。
ルーレットメカニズムは両方向に回転するように設計されており、最短距離でディスクをサーチできます。
5枚のディスクにまたがってテープ編集できるマルチディスク・プログラム機能を搭載しています。
ディスクをセットしてマルチプログラムボタンを押すとDisc-1と表示され、入れたい曲をプログラムします。その後、ディスクを切替えるとDisc-2と表示され、同様の操作を行います。これを繰り返すことで、プログラムを行います。
プログラム時間は1枚目から継続して積算されます。
ディスク5枚通しでランダム演奏するオールディスクシャッフル機能も搭載しています。
ディスク1枚全曲、全ディスク全曲、ディスク1枚シャッフル、全ディスク・プログラム曲、全ディスク・シャッフルの5モードリピート機能を搭載しています。
デジタルフィルターには4倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを採用し、D/A変換部には左右チャンネルが独立したデュアルD/Aコンバーターを採用しています。
サーボ回路にはSサーボIIIを採用しており、悪影響を与えるノイズ成分をローパスフィルターで除去することで滑らかなサーボ電流を供給しています。これにより電源部からの電力供給が安定となり、オーディオ回路への影響を低減しています。
ディスプレイ部には5ディスクミュージックカレンダーを搭載しています。
曲の頭出しがスピーディに行えるAMS機能を搭載しています。
マニュアルフェーダー機能を搭載しており、好きな場所でフェードイン・フェードアウトが行えます。
ボリューム付きヘッドホン端子を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
このリモコンからミュージックサーチが行えます。
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
読取り方式 | 非接触光学読取り(半導体レーザー使用) |
レーザー | GaAlAsダブルヘテロダイオード |
回転数 | 200~500rpm(CLV) |
演奏速度 | 1.2m/s~1.4m/s(一定) |
エラー訂正方式 | ソニースーパーストラテジー (クロスインターリーブ・リードソロモンコード) |
チャンネル数 | 2チャンネル |
周波数特性 | 2Hz~20kHz ±1.0dB |
全高調波歪率 | 0.05%以下(EIAJ) |
SN比 | 100dB以上(EIAJ) |
ダイナミックレンジ | 90dB以上(EIAJ) |
チャンネルセパレーション | 95dB以上(EIAJ) |
ワウ・フラッター | 測定限界(±0.001%W.peak)以下(EIAJ) |
出力レベル | 2Vrms(Fixed) |
ヘッドホン出力レベル | 10mW(32Ω) |
消費電力 | 8.5W |
外形寸法 | 幅355x高さ105x奥行385mm |
重量 | 5.1kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RM-D505 |