
SONY CDP-950
¥49,800(1987年発売)
解説
カスタムファイル機能を搭載したCDプレイヤー。
新機能としてカスタムファイル機能を搭載しています。
この機能ではディスク1枚ごとにリスナー自身がインプットしたメッセージや演奏情報を最大226タイトル分までCDプレイヤーに記憶させることができます。そして、ディスクを入れ替えるたびにどのディスクか自動的に識別してメモリーを呼び出し、ディスク個別のメッセージを表示したり演奏情報どおりの再生が行えます。
カスタムファイルはディスク・メモ、カスタム・インデックス、プログラム・バンクという3つの機能があり、ディスクメモと、カスタムインデックスまたはプログラムバンクのいずれかをファイルできます。
ディスク・メモはディスクごとに最大10文字まで自分だけのメッセージをインプットできます。
カスタム・インデックスはディスク1枚につき最大6ポイントのインデックスを自由に設定できます。インデックスの設定は再生中にFILEボタンを押してポイントを指定します。
プログラム・バンクは最大20曲までのプログラム演奏機能を記憶することができます。
メモリーバックアップによって電源OFF時も記憶内容は保持されます。
デジタルフィルターには4倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを採用しています。
また、D/A変換部には左右独立デュアルD/Aコンバーターを採用しています。
デジタル/アナログ分離の6系統独立安定化電源や高剛性・一体成型モノコックシャーシ、大型インシュレーターなどによって音質改善を図っています。
同軸デジタル出力を搭載しています。
プログラムエディット機能を搭載しており、録音時間にぴったりと収まる曲を探しながら好きな曲順でテープA/B面別の編集プログラムが1度にできます。
最大20曲のプログラム演奏(RMS)機能や1曲/全曲/部分(リモコンのみ)/プログラム/シャッフル/カスタム・インデックスの6モードリピート機能を搭載しています。
次の次のプログラム演奏曲まで分かるネクスト表示付きのタイムキーパー機能を搭載しています。
2スピードのミュージックサーチを搭載しています。スローモードはリモコンからのみとなっています。
オートスペース機能を搭載しています。
可変と固定の2系統のラインアウト出力を搭載しています。
ラインアウト連動ボリューム付きのヘッドホン端子を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
読取り方式 | 非接触光学読取り(半導体レーザー使用) |
レーザー | GaAlAsダブルヘテロダイオード |
回転数 | 200~500rpm(CLV) |
演奏速度 | 1.2m/s~1.4m/s(一定) |
エラー訂正方式 | ソニースーパーストラテジー (クロスインターリーブ・リードソロモンコード) |
チャンネル数 | 2チャンネル |
周波数特性 | 2Hz~20kHz ±0.3dB |
全高調波歪率 | 0.003%以下(EIAJ) |
ダイナミックレンジ | 95dB以上(EIAJ) |
ワウ・フラッター | 測定限界(±0.001%W.peak)以下(EIAJ) |
出力レベル | 2Vrms(MSB、Fixed) 2Vrms~0V(MSB、Variable) |
デジタル出力 | Coaxial:0.5Vp-p/75Ω |
ヘッドホン出力レベル | 15mW(32Ω) |
消費電力 | 11W |
外形寸法 | 幅430x高さ105x奥行340mm |
重量 | 5.6kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RM-D650 |