SONY CDP-11S
¥115,000(1983年頃)
解説
性能をそのままに、操作性向上と低価格化を図ったCDプレイヤー。
ソニーのミニコンポLibertyと揃えたサイズとなっています。
D/A変換部にはソニー独自開発の16ビットD/Aコンバーターを採用しています。
また、ローパスフィルターには11次ローパスフィルターを採用しています。
デジタル信号処理回路にはソニー独自の3種類のLSIを採用しています。
高耐圧スチロールコンデンサーを採用しています。
金メッキ出力端子を採用しています。
極性表示付きの無酸素銅電源ケーブルを採用しています。
ミュージックサーチやインデックスサーチ機能を搭載しています。
スピーディに曲の頭出しが可能なAMS機能を搭載しています。
全曲と希望の2点間を繰り返す2種類のリピート機能を搭載しています。
ディスプレイを搭載しており、再生中の曲のトラックナンバーやインデックスナンバー、曲の経過時間やディスクの残り時間を表示できます。
フロントパネルは下半分が傾斜したデザインとなっており、操作のしやすさを改善しています。
傾斜部にはプレイ/一時停止/ストップ/AMS/ミュージックサーチ/インデックスサーチの各ボタンが配置されています。
ヘッドホンボリュームを搭載しています。
ブラックとシルバーの2種類のカラーバリエーションがありました。
機種の定格
型式 | コンパクト・ディスク・デジタルオーディオシステム |
読取り方式 | 非接触高額読取り(半導体レーザー使用) |
レーザー | GaAlAsダブルヘテロダイオード |
回転数 | 約500~200rpm(CLV) |
演奏速度 | 1.2m/s~1.4m/s(一定) |
エラー訂正方式 | ソニースーパーストラテジー (クロスインターリーブ・リードソロモンコード) |
チャンネル数 | 2チャンネル |
複合化 | 16ビット直線 |
周波数特性 | 5Hz~20kHz +0.5 -1.0dB |
高調波歪率 | 0.004%以下(1kHz) |
ダイナミックレンジ | 90dB以上 |
チャンネルセパレーション | 90dB以上(1kHz) |
ワウ・フラッター | 測定限界以下 |
出力レベル | 2Vrms(MSB) |
ヘッドホン出力レベル | 28mW(32Ω)(MSB) |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz |
消費電力 | 18W |
外形寸法 | 幅355x高さ95x奥行340mm |
重量 | 6.6kg |