SONY XL-30
¥15,000(1980年頃)
解説
「ローマス、ハイコンプライアンス」というコンセプトの下に開発されたMMカートリッジ。
アルミパイプに炭素繊維をクラッドしたカーボンクラッドカンチレバーを採用しています。
また、左右チャンネルのバランスが良く、ロスの少ないクロス型磁気回路を採用しています。
炭素繊維混入ポールピースブロックの採用で、静電ノイズを防ぎ、カートリッジの共振を防いでいます。
機種の定格
| 型式 | MM型カートリッジ |
| 発電方式 | ムービングマグネット型 |
| 出力電圧 | 3mV(1kHz、5cm/s、45゜) |
| 周波数特性 | 10Hz~30kHz |
| チャンネルセパレーション | 26dB以上(1kHz) |
| チャンネル・バランス | 1.2dB以下(1kHz) |
| 直流抵抗 | 600Ω |
| インピーダンス | 3.5kΩ(1kHz、片ch) |
| 負荷インピーダンス | 50kΩ~100kΩ |
| コンプライアンス | 25x10-6cm/dyne |
| 針圧 | 1.0g~2.0g(推奨値1.5g) |
| 針先形状 | 0.3x0.8mil楕円ソリッドダイヤモンド針 |
| 自重 | 3.4g |
| 交換針 | ND-30E(¥7,500) |