オーディオの足跡

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SQD-2010の画像
 解説 

バリアブルブレンド型フルロジック回路を採用したSQデコーダ。

F/Bロジック回路に新開発のバリアブルブレンド方式を採用しており、左右の逆相をもつクロストークをブレンドして抑えています。このブレンド量は入力信号に応じて可変が出来ます。

SQデコーダとRMデコーダを内蔵しており、さらにCD-4用ディモジュレーターを使用することでディスクリート4chも再生可能dえす。

4chマスターボリュームを搭載しており、あらかじめ各チャンネルのレベルをそろえておけば、全体の音量調整が可能です。
各チャンネルごとのバランス調整はVUメーターをみながら自由に出来ます。

バックアンプ用にトーンコントロールを内蔵しています。また、バック用出力は高/低の2段階に切替が出来ます。

位相切替えスイッチを搭載しており、フロント、バックアンプの位相をセットできます。

4ch機能を優先するシステムスイッチを搭載しており、モニター・スイッチの2chテープポジションは、システム・スイッチを2chの時だけに録再モニターが出来ます。

2→4ポジションを内蔵しており、従来の2chソースを4chホールトーン効果で楽しめます。


海外のサービスマニュアルに掲載されている仕様は一部が異なるようです。

機種の定格
型式 SQDマトリックス4chデコーダ
回路方式 SQデコーダ(バリアブルブレンド型フルロジック付)
RMデコーダ
高調波歪率 フロント:0.1%以下(入力250mV、2kHz)
バック:0.1%(入力250mV、2kHz)
周波数特性 SQ、R-MTX、2→4:20Hz~20kHz +0 -3dB
その他:10Hz~100kHz +0 -3dB
入力感度/インピーダンス Input(SQ、R-MTX、2→4)、Discrete Input:250mV/100kΩ
2ch Tape、4ch Tape、Rec PB(Input):750mV/100kΩ
出力レベル/インピーダンス Front Out:500mV/5kΩ
Back Out:2V、500mV/5kΩ
2ch Rec Out:250mV
4ch Rec Out:250mV/5kΩ
Rec PB(Output):30mV/82kΩ
SN比(SQセパレーション) SQ、R-MTX、2→4:80dB(入力250mV、Aネットワーク)
その他:90dB(入力250mV、Aネットワーク)
LF-RF:35dB
LB-RB:13dB
LF-LB:17dB
LF-RB:17dB
RF-RB:17dB
RF-LB:17dB
CF-CB:20dB(入力250mV、2kHz)

※海外サービスマニュアル掲載値
LF-RF:20dB
LB-RB:14dB
LF-LB:20dB
LF-RB:20dB
RF-RB:20dB
RF-LB:20dB
CF-CB:15dB
トーンコントロール Bass:100Hz ±10dB
Treble:10kHz ±10dB
使用半導体 トランジスタ:41個
FET:2個
IC:4個
ダイオード:35個

※海外サービスマニュアル掲載値
トランジスタ:39個
FET:4個
IC:4個
ダイオード:47個
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 11W
電源コンセント 電源スイッチ非連動:1系統、500W
外形寸法 幅400x高さ149x奥行327mm
重量 5.9kg
付属 接続コード RK-74x3