
SONY CF-5950 Skysensor5950
¥56,800(1977年頃)
解説
BCLラジオのスカイセンサーシリーズにカセットデッキを装備したラジオカセットレコーダー。
SW1/SW2/SW3/FM/MWの5バンドに対応しています。
SWは3.9~28MHzをカバーしており、海外短波局やアマチュア無線、市民無線(トランシーバー)の受信が可能です。
クリスタルマーカーを内蔵しており、メインダイヤルで250kHz、スプレッドダイヤルで10kHzまで海外短波局の周波数を直読できます。
音色に違いで較正周波数を確認できるダブル・トーン・ビート方式を採用しています。
SWの受信回路に通信機クラスのダブルスーパーヘテロダイン回路を採用しており、イメージ妨害特性を向上させています。
BFOを内蔵しておりSSB(アマチュア無線)やCW(モールス信号)の受信が可能です。
FMのフロントエンド回路にFETを採用しており、弱電界でも雑音の少ないFM受信を可能にしています。
また、IF段にはセラミックフィルター6素子を用いる事で高い選択度を実現しています。
ICを用いた差動アンプによって安定したSW/MW受信を可能にしています。
一定電圧でラジオの受信が行えるレギュレーター回路を搭載しています。
FM受信を確実にするAFCスイッチを搭載しています。
SW/MW受診時はAM感度切替スイッチとなります。
ワンボタン録音方式を採用しています。
録音中のラジオにコメントが入れられるクレジット・イン・スイッチを装備しています。
カセットデッキ部には正立透視型となっており、正面からデッキ部が確認できます。
デュアルオペレーション機構を採用しており、BCLをしながらテレビから録音など、同時に2つの操作が可能です。
低域と高域が独立したセパレートタイプのトーンコントロールを採用しています。
FM/AM用にワンタッチ外部アンテナ端子を装備しています。
ヘッドホン端子を装備しています。
1つで4つの機能を備えた大型メーターを装備しています。
ダイヤルライトを装備しており、暗い場所でも選局が可能です。
別売りオプションとしてダストプロテクターがありました。
写真のヘッドホンは別売りオプションでした。
機種の定格
型式 | ラジオカセットコーダー |
スピーカー | 15x10cm楕円コーン型 |
実用最大出力 | 2.7W(EIAJ/DC) |
受信バンド | SW1/SW2/SW3/FM/MW |
付属機能 | エレクトレットコンデンサーマイク ソニオマチック録音 バリアブルモニター ラインイン・モニター オートシャットオフ キュー・レビュー ポーズ AFC テープカウンター |
電源 | 2電源対応 |
使用電池 | 単1x4個 |
外形寸法 | 幅432x高さ305x奥行148mm |
重量 | 5.6kg(乾電池含む) |
別売 | ダストカバー(¥2,700) ヘッドホン DR-35(¥4,800) |