
SONY CF-3800
¥79,800(1977年頃)
解説
4スピーカー構成でステレオ機能をフル装備したラジオカセットレコーダー。
15x10cmのコーン型スピーカーを2個と、12x8cmのコーン型スピーカーを2個搭載しています。
MM型カートリッジを用いたレコードプレイヤーが接続できるPhono端子や、外部スピーカー端子を装備しており、ステレオセンターとしてシステムアップが可能です。
また、ライン入出力端子を装備しており、デッキとしても使用できます。
ダイレクトにFMステレオ録音と再生が可能です。
左右に内蔵したエレクトレットコンデンサーマイクでステレオ生録音が可能です。
オーディオ回路のパワーアンプ部にはITL-OTL回路を採用しています。
また、チューナー部にはセラミックフィルターやバンドパスフィルター、ツインTフィルターを採用しており、良好な安定度や選択度、感度を得ています。
テープセレクタースイッチを装備しており、デュアドテープに対応しています。
BassとTrebleが独立したセパレートトーンコントロールを採用しています。
駆動モーターにはサーボモーターを採用しています。
FM/AM2バンドラジオを装備しています。
バリアブルモニター機能を搭載しています。
この機能では、ラジオ放送を録音する際に聴いているラジオの音量や音質を変えても録音レベルが変わらず、常に一定のレベルで録音できます。
ソニオマチック録音機能を搭載しており、録音レベルを自動調整するため録音時のレベル調整が不要です。
AFC/ISSスイッチを装備しています。
FM放送を受信する際にこのスイッチをOFFにしてチューニングし、次にONにするとAFC(自動周波数制御)装置が動作し、安定した受信状態を保ちます。
また、ISS(干渉防止)スイッチが兼用となっており、AM録音中に発生するビート音をカットして綺麗な録音が可能です。
ダストカバーが付属しています。
機種の定格
型式 | ラジオカセットコーダー |
スピーカー | 15x10cmコーン型x2 12x8cmコーン型x2 |
実用最大出力(EIAJ) | 総合出力5W(2.5W+2.5W、EIAJ/DC) |
受信バンド | FM/AM |
付属機能 | エレクトレットコンデンサーマイク ソニオマチック録音 バリアブルモニター ラインイン・モニター フルオートシャットオフ ポーズ AFC/ISSスイッチ 3ポジションテープセレクトスイッチ テープカウンター |
電源 | 3電源(AC、電池、カーバッテリー) カーバッテリー(別売DCC-9) |
使用電池 | 単1x8個 |
外形寸法 | 幅390x高さ303x奥行143mm |
重量 | 7.9kg(乾電池含む) |
付属 | ダストカバー |