SONY TA-DB890
¥88,000(2005年10月21日発売)
解説
7chパワーアンプを搭載したAVアンプ。
7chパワーアンプを搭載しており、サラウンドバック(リアセンター)に2ch分のアンプを割り当てる事が可能となっており、余裕を持ったパワーでスピーカーをドライブする事でより充実した音が得られます。
内部レイアウトにはマザーボードコンストラクションを採用しています。
この方式ではメインとなる基板の上に入力回路基板などを垂直に構築しています。これにより全ての入力が最短経路でパワーアンプ部と接続できると共に、各チャンネルの信号経路長も気につになるため、より高音質な再生を可能にしています。
ドルビーデジタルやDTSに加え、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジックIIx、dts-ES、dts-NEO:6、dts-96/24、MPEG-2 AACなどのフォーマットのデコードが可能です。
デジタルダウンミックスに加え、アナログダウンミックス機能を搭載しています。
デジタルダウンミックスではデジタル領域でダウンミックスを行った後にD/A変換を行っていました。これに対してアナログダウンミックスはD/A変換後の信号を用いてダウンミックスを行っています。
デジタル演算回路では扱える信号レベル幅に限界が数値として厳密にあるため、あらかじめ元の信号をデジタル領域で半分のレベルに圧縮した後に計算を行っています。これにより音質に影響が及ぶ事がありました。また、ランダムな成分で圧縮の影響を受けにくいノイズと、圧縮された信号とのレベル差が少なくなるため、S/N比も悪化します。
これに対しアナログ回路ではデジタルのようなクリップするする数値が無いため、デジタルダウンミックスの欠点をカバーする事が可能となっており、音質を重視した構成となっています。
ビデオアップコンバーターを内蔵しており、コンポジット信号をS映像信号に変換する事が可能です。
D端子を搭載しています。
A/Vシンク機能を搭載しています。
32ビットDSPを採用しています。
アナログピュアネスコントロール機能を搭載しています。
イージーセットアップ機能を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
| 型式 | AVアンプ |
| 映像系機器(音声&映像)入力 | 5系統 |
| 映像系機器(音声&映像)出力 | 2系統 |
| 映像モニター出力 | 1系統 |
| S映像入力 | 5系統 |
| S映像出力 | 2系統 |
| S映像モニター出力 | 1系統 |
| コンポーネント映像入力 | 2系統 |
| コンポーネント映像出力 | 1系統 |
| D端子映像入力 | 2系統(D4) |
| D端子映像出力 | 1系統(D4) |
| デジタル入力 | 光:4系統 同軸:2系統 |
| デジタル出力 | 光:1系統 |
| オーディオ入力 | Phono MM:1系統 Line:3系統 5.1ch入力:1系統 |
| オーディオ出力 | Rec out:1系統 サブウーファー:1系統 ヘッドホン:1系統 |
| 実用最大出力(JEITA、6Ω) | フロント:115W+115W センター:115W サラウンド:115W+115W サラウンドバック:115W+115W |
| 定格出力(20Hz~20kHz、6Ω) | フロント:85W+85W センター:85W サラウンド:85W+85W サラウンドバック:85W+85W |
| スピーカー適合インピーダンス | 6Ωまたはそれ以上 |
| 全高調波歪率 | フロント:0.09%以下(6Ω負荷、85W+85W、20Hz~20kHz) |
| 周波数特性 | Line:10Hz~100kHz +0.5 -2dB(サラウンド、EQ全てoff) |
| SN比(Aネットワーク) | Line:96dB(サラウンド、EQ全てoff) |
| サラウンドモード | ノーマルサラウンド シネマスタジオEX A/B/C ヘッドホンシアター バーチャルマルチディメンジョン ホール ジャズクラブ ライブコンサート(ライブハウス) |
| トーンコントロール | フロントBass:±10dB(100Hz) フロントTreble:±10dB(10kHz) |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 195W 1W(待機時) |
| 外形寸法 | 幅430x高さ161x奥行397mm |
| 重量 | 約13.5kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン RM-AAP002 |
.webp)
.webp)
.webp)