SONY TA-AX44
¥48,000(1982年発売)
解説
ASP ICによるマイクロコンピューター制御により、操作性の向上を図ったプリメインアンプ。
ASP(オーディオ・シグナル・プロセッサー)ICによるマイクロコンピューター制御で、デジタルボリュームを始めとする操作部のプッシュコントロール化を実現しています。
アコースティックフレーバー機構を搭載しており、トーン、サブソニック、ハイフィルターの組み合わせで得られる周波数特性の中から任意に設定した2通りの特性をプリセット可能です。
バーグラフ表示のボリュームやバランス、ミューティングに加えて、周波数特性のコントロール状態などをFL蛍光表示管によって集中表示しています。
パワーアンプ部にはHi-ftトランジスタによるレガートリニア方式を採用しています。
アコースティックフレーバー機構のメモリーには、バックアップ電源のいらない不揮発性メモリーを使用しています。
これにより、電源コードを抜いてもキャンセルされず、半永久的に保持されます。
電源部のコンデンサーに大容量のコンデンサーを採用しています。
ヒートパイプを用いたストレート伝送を採用しています。
オーディオミューティング、サブソニックフィルター、ハイフィルターを搭載しています。
別売りRM-44により、“ザ・セッションシステム”として組合わせた場合にワイヤレスリモコンが使用できます。
機種の定格
| 型式 | プリメインアンプ |
| 出力 | 40W+40W(20Hz~20kHz、両ch、8Ω) |
| 高調波歪率 | 0.008%(20Hz~20kHz、実効出力時) |
| SN比 | Phono:76dB |
| ダンピングファクター | 50 |
| 消費電力 | 80W |
| 外形寸法 | 幅430x高さ80x奥行280mm |
| 重量 | 5.6kg |
| 別売 | RM-44(¥24,800) |