SONY TA-1000
¥32,800(1969年頃)
解説
使いやすい万能型として開発されたステレオプリメインアンプ。
回路構成にはITL、OTL回路を全面的に採用しています。
2組のスピーカーを使えるスピーカー切換スイッチを搭載しています。
小音量時の音のバランスを調整するラウドネスコントロールや、スクラッチノイズを除去するハイフィルター、レバー式バランス調整つまみ、ヘッドホンジャックなどの回路を搭載しています。
2つのカートリッジを切り換えて使えるよう2組のPhono入力ジャックを搭載しています。
機種の定格
| 型式 | ステレオプリメインアンプ |
| 回路方式 | SEPP OTL回路 |
| 出力 | ミュージックパワー:44W(8Ω、両ch動作) 定格出力:15W+15W(8Ω、両ch動作) |
| 高調波歪率 | 0.5%以下(定格出力時) 0.2%以下(1W出力時) |
| 混変調歪率 | 1%以下(定格出力時) |
| ダンピングファクター | 26以上(8Ω) |
| S/N比 | Phono:70dB以上 Tuner、AUX:90dB以上 |
| 入力感度/インピーダンス | Phono1、2:1.2mV/47kΩ Tuner、AUX1、2、Tape、Rec/PB(in):250mV/100kΩ |
| 出力レベル/インピーダンス | Rec Out:250mV/10kΩ Rec/PB(out):36mV/80kΩ |
| 周波数特性 | Phono:RIAA AUX:20Hz~60kHz +0 -3dB |
| トーンコントロール | Bass:100Hz±10dB Treble:10kHz±10dB |
| ハイフィルター | 6dB/oct、約5kHz |
| ラウドネスコントロール (Volume -30dB時) |
100Hz:+8dB 10kHz:+4dB |
| 使用半導体 | トランジスタ:20個 ダイオード:5個 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 電源コンセント | 合計300W 電源スイッチ連動:2系統 電源スイッチ非連動:1系統 |
| 消費電力 | 約47W |
| 外形寸法 | 幅420x高さ123x奥行247mm |
| 重量 | 5.4kg |