
SONY STR-V737
¥62,000(2000年8月10日発売)
解説
シネマスタジオEXを搭載したAVレシーバー。
シネマスタジオEXモードを搭載しています。
このモードは、エディティングシアターの残響を付加するシネマスタジオ・リバーブレーションと、バーチャル・3D技術を駆使して仮想のマルチリアスピーカー環境を再現するバーチャル・マルチディメンション、スクリーン方向の奥行感までの表現力を再現したスクリーン・デプス・マッチングを統合したポジションとなっています。
さらに、このポジションを簡単に選択できるようフロントパネルに専用のボタンを設けています。
DVD/LD用の光デジタル入力端子は24bit/96kHzに対応しています。また、D/Aコンバーターも96kHzの信号をそのままのレートでオーディオ波形に変換する能力を持っています。
ドルビーデジタルとDTSのデコードに対応しています。
これらの信号のデコードにはデコード専用に能力を特化した24ビットのDSPを採用しています。このDSPは演算回路に無駄がないため、動作ノイズが極めて少なくなっています。また、ハードウェア演算ブロックを組み込むことで繰り返し演算を高精度化し、総合的な演算精度で24ビットDSPの限界に迫る能力を実現しています。
デジタルシネマサウンドの演算処理にはソニーが音場処理用に開発した32ビットDSPを使用しています。
バーチャル3D技術を用いたヘッドホンシアターモードを搭載しており、音が頭の中にこもる感じを解消するとともに補助的な残響を付加して広リ感を改善しています。
パワーアンプ部にはダイナミック5アンプシステムを採用しており、5chの各アンプ全てに同一のパワートランジスタを採用しています。
FMステレオ/AMチューナーを内蔵しています。
このチューナーにはFM/AM局をランダムに30局までメモリーできるプリセットチューニングを搭載しています。また、放送局名も登録できます。
ベースブーストボタンを搭載しています。
ソニーをはじめとする主要メーカーのAV機器のリモコンモードをプリセットしたワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | AVアンプ |
映像系機器(音声&映像)入力 | 4系統 |
映像系機器(音声&映像)出力 | 2系統 |
映像モニター出力 | 1系統 |
S映像入力 | 3系統 |
S映像出力 | 1系統 |
S映像モニター出力 | 1系統 |
デジタル入力 | 光:3系統 同軸:1系統 |
デジタル出力 | 光:1系統 |
オーディオ入力 | Phono MM:1系統 Line:2系統 5.1ch入力:1系統(3-1方式ステレオ兼用) |
オーディオ出力 | Rec out:1系統 サブウーファー:2系統 ヘッドホン:1系統 |
実用最大出力(EIAJ、6Ω) | フロント:150W+150W センター:150W リア:150W+150W |
全高調波歪率 | フロント:0.09%以下(6Ω負荷、100W+100W、20Hz~20kHz) |
周波数特性 | Line:10Hz~50kHz +0.5 -2dB(サラウンド、EQ全てoff) |
SN比(Aネットワーク) | Line:96dB(サラウンド、EQ全てoff) |
サラウンドモード数 | 26プログラム ノーマルサラウンド シネマスタジオEX A/B/C セミシネマスタジオEX A/B/C ナイトシアター モノムービー ステレオムービー ヘッドホンシアター バーチャルマルチリア バーチャルマルチディメンション バーチャル・エンハンスド・サラウンドA/B スモールホール ラージホール オペラハウス ジャズクラブ ディスコクラブ ライブハウス チャーチ アリーナ スタジアム ゲーム |
ドルビープロロジックインプットバランス | オート |
トーンコントロール | フロント、センター、リア独立 Bass:±10dB(中心周波数:100Hz~1kHz) Mid:±10dB(中心周波数:500Hz~5kHz) Treble:±10dB(中心周波数:1.0kHz~10kHz) 増減ステップ:1dB |
チューナー受信周波数 | FM:76~90MHz AM:531~1,602kHz |
チューナー端子 | FM:75Ω不平衡型 AM:外部アンテナ端子 |
ACアウトレット | 電源スイッチ連動:2系統 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 220W |
外形寸法 | 幅430x高さ158x奥行378mm |
重量 | 約10.3kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RM-PP404 |