
SONY STR-V626
¥50,000(1999年発売)
解説
シネマスタジオEXを搭載したAVアンプ。
シネマスタジオEXモードを搭載しており全周360゜にわたるサラウンド音場が楽しめます。
このモードでは、エディティングシアターの残響を付加するシネマスタジオ・リバーブレーションと、バーチャル・3D技術を駆使して仮想のマルチリアスピーカー環境を再現するバーチャル・マルチディメンション、スクリーン方向の奥行感の表現力を実現したスクリーン・デプス・マッチングを統合しています。
ドルビーデジタルとDTSのデコードに対応しており、デコード専用に能力を特化した24ビットのDSPを搭載しています。このDSPにはハードウェア演算ブロックが組み込まれており、繰り返し使用される演算を高精度化することで総合的な演算精度は24ビットDSPの限界に迫る能力を実現しています。
デジタルシネマサウンドの演算処理にはソニーが音場処理専用に開発した32ビットDSPをクロックアップして使用しています。
パワーアンプ部は5chの各アンプ全てに同一のパワートランジスタを用いたダイナミック5アンプシステムを搭載しています。
パワーアンプ回路と電源およびグラウンドの関係を見直したダイレクトグラウンドドライブ方式を採用しています。
この方式では電源トランスとスピーカー、グラウンドが直結されており、高速でハイパワーな電力供給が可能です。
ヘッドホンシアターモードを搭載しています。
このモードではバーチャル・3D技術を用いた頭内感を解消するとともに補助的な残響を付加して広がり感を改善しています。
FMステレオ/AMチューナーを内蔵しており、FM局とAM局をランダムに30局までメモリーできます。また、放送局名も登録できます。
ベースブーストボタンを搭載しており、ワンタッチで低音の迫力をアップできます。
ヒートシンクには有害なフィンの鳴きを抑えるようにチューニングしたアルミ押し出し材使用大型ヒートシンクを採用しています。
大型スピーカーターミナルを採用しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | AVコントロールアンプ |
映像系機器(音声&映像)入力 | 4系統 |
映像系機器(音声&映像)出力 | 2系統 |
映像モニター出力 | 1系統 |
デジタル入力 | 光:1系統 同軸:1系統 |
オーディオ入力 | Phono MM:1系統 Line:2系統 5.1ch入力:1系統(3-1方式ステレオ兼用) |
オーディオ出力 | Rec out:1系統 サブウーファー:2系統 ヘッドホン:1系統 |
実用最大出力(EIAJ、6Ω) | フロント:120W+120W センター:120W リア:120W+120W |
全高調波歪率 | フロント:0.09%以下(6Ω負荷、90W+90W、20Hz~20kHz) |
周波数特性 | Line:10Hz~50kHz +0.5 -2dB(サラウンド、EQ全てoff) |
SN比(Aネットワーク) | Line:96dB(サラウンド、EQ全てoff) |
サラウンドモード数 | 26モード ノーマルサラウンド シネマスタジオEX A/B/C セミシネマスタジオEX A/B/C ナイトシアター モノムービー ステレオムービー ヘッドホンシアター バーチャルマルチリア バーチャルマルチディメンション バーチャルエンハンスドサラウンドA/B バーチャルセミマルチディメンション ホール小/大 オペラハウス ジャズクラブ ディスコクラブ ライブハウス チャーチ アリーナ スタジアム ゲーム |
ドルビープロロジックインプットバランス | オート |
トーンコントロール | フロント、センター、リアそれぞれ独立 Bass:±10dB(中心周波数100Hz~1kHz) Mid:±10dB(中心周波数500Hz~5kHz) Treble:±10dB(中心周波数1.0kHz~10kHz) 増減ステップ:1dB |
ACアウトレット | 電源スイッチ連動:2系統 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 190W |
外形寸法 | 幅430x高さ157.5x奥行376mm |
重量 | 約10.8kg |
付属 | ワイヤレスリモコン RM-PP402 |