SME 3009/Series II Improved
¥46,500(1979年頃)
解説
3009/SeriesIIの改良型にあたるトーンアーム。
3点エラスティックカプリングによるアームマスの分離などの技術を採用しています。
別売で、カートリッジ実装時でのピックアップ系全体の低域共振・機械振動を低減する独自のフルイドダンパーがありました。
このダンパーにはオイルダンプ方式を採用しており、シリコン液の流動特性を利用することで、わずかな共振でありながら低域に重大な影響を及ぼす低域共振を低減しています。
機種の定格
型式 | トーンアーム |
※仕様内の(L)(H)(T)(D)(R)(C)の位置は上の画像を参考 | |
実効長 | 229.0mm |
スライドベース中心からターンテーブル中心まで(L) | 217.9mm |
スライドベース移動範囲 | ±12.7mm |
取付面からアーム最後部までの高さ調整範囲(H) | 最高:79.4mm 最低:60.3mm |
取付面からターンテーブル上面までの高さ調整範囲(T) | 最高:41.3mm 最低:27.0mm |
取付面から下方に必要な深さ(D) | 47.6mm |
バランスウェイトの移動のために必要な後方間隔(R) | 50.8mm |
ターンテーブル上面からダストカバー内側までの間隔(C) | 44.5mm |
別売 | フルイドダンパー FD200(¥13,500) メインウェイト 1902MWR(¥7,000) ※カートリッジ重量8g~14.5g メインウェイト 1902HWR(¥8,500) ※カートリッジ重量14g~22g ローマス用メインウェイト BL1(¥5,000) |