SHURE M95ED/EJ/G
M95ED:¥18,600(1979年頃)
¥24,500(1980年頃)
M95EJ:¥15,000(1979年頃)
¥19,600(1980年頃)
M95G:¥14,300(1979年頃)
¥18,700(1980年頃)
解説
V-15 type IIIに次ぐ性能を求めて開発されたMM型カートリッジ。
M95EDはV-15 typeIIIと同じチームによって開発されました。
新開発された一体型ポールピースは、従来より薄く、コネクティング・ストラップを使用しないため、磁気ロスが最小限に抑えられています。
M95EDは針先に楕円ダイヤ針を使用することで実効質量が軽減されており、ダイナミックレンジの広いソースに対しても追従できる優れたトラッカビリティを獲得しています。
また、軽針圧で使用できるように設計されており、針先やレコードの摩耗を最少限に抑えています。
M95EJはM95EDとは針圧範囲が異なるモデルで、針先には楕円ダイヤ針が使用されています。
M95Gは軽針圧でM95EDに匹敵するトラッカビリティを求めて開発されたカートリッジで、手軽にM95シリーズのサウンドを楽しむことができます。
機種の定格
| 型式 | MM型カートリッジ | ||||
| <M95EDの仕様> | |||||
| トラッカビリティ | (針圧1g) 400Hz:24cm/s 1kHz:33cm/s 5kHz:28cm/s 10kHz:19cm/s |
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| 針圧範囲 | 0.75g~1.5g | ||||
| 周波数範囲 | 20Hz~20kHz | ||||
| 出力電圧 | 4.7mV(1kHz、5cm/s) | ||||
| チャンネルセパレーション | 25dB最小(1kHz) | ||||
| チャンネルバランス | 2dB以内 | ||||
| 適正負荷 | 47kΩ(各チャンネル400~500pFのトータルキャパシティ | ||||
| インダクタンス | 650mH | ||||
| 直流抵抗 | 1,550Ω | ||||
| 針先 | 0.2x0.7mil楕円ダイヤ針
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| 交換針 | N95ED(楕円針、¥12,000) N-95-3(円錐針、78rpm用、63μ、2.5mil、¥4,600) |
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| 取付寸法 | 標準12.7mm(1/2インチ) | ||||
| 自重 | 6g | ||||
| 備考 | 負荷抵抗値は殆ど聴感上の変化無しに100kΩまで上げられ、トータルキャパシティは100pFまで下げられます。 ※トータルキャパシティはトーンアームのケーブル、アンプの入力回路を含みます。 |
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| <M95EJ/M95Gの仕様> | |||||
| 型名 | M95EJ | M95G | |||
| トラッカビリティ | (針圧2g) 400Hz:28cm/s 1kHz:35cm/s 5kHz:30cm/s 10kHz:20cm/s |
(針圧1g) 400Hz:19cm/s 1kHz:29cm/s 10kHz:18cm/s |
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| 針圧範囲 | 1.5g~3g | 0.75g~1.5g | |||
| 針先 | 0.4x0.7mil楕円ダイヤ針 | 0.6mil円錐針 | |||
| 交換針 | N95EJ(¥9,700) | N95G(¥6,600) | |||
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