GAUSS/OPTONICA CP-3830
※受注生産品
¥880,000(1台、1979年頃)
解説
ガウス社のユニットを独自設計のエンクロージャーに収めたスタジオモニタースピーカーシステム。
低域にはガウス31シリーズの5831Fを搭載しています。
このユニットは、バスレフ型エンクロージャー用に開発された、ハイコンプライアンス、ローQのハイファイシリーズのもので、高能率・大入力設計がされています。
中域にはガウスコンプレッションドライバーHF-4000とオプトニカオリジナルの4110ディフレクションホーンを組合わせたホーン型ミッドレンジを搭載しています。
高域にはガウスのホーントゥイーター1502を搭載しており、大形フィン付磁気回路と精密加工された独自のマルチイコライザー設計により耳障りの無い高音を実現しています。
このユニットには、3.8cmのアルミ合金製で精度よく成型されたダイアフラム、エッジワイズ巻アルミボイスコイルを使用し、磁束密度は20,000gaussのマグネットを採用しています。
ネットワーク部には、使用パーツに最新の注意を払った音質重視の低損失ネットワークを採用しています。
エンクロージャーは特に低域のしまりを意識し、構造的に充分検討を加えて設計されています。さらに、音波面の乱れを無くし、優れた指向特性が発揮できるようエッジレスタイプとしています。
仕上げはホワイトコーティング仕上げとなっています。
マルチアンプ駆動が可能です。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット等 | 低域用:コーン型(5831F) 中域用:ホーン型(HF-4000+4110) 高域用:ホーン型(1502) |
再生周波数帯域 | 30Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 100dB/W/m |
最大入力 | 300W |
インピーダンス | 8Ω |
クロスオーバー周波数 | 800Hz、7kHz |
レベルコントロール | 中域、高域連続可変 |
内容積 | 180L |
外形寸法 | 幅620x高さ980x奥行566mm |
重量 | 75kg |
<マルチアンプ使用時> | |
音圧レベル | ウーファー:97dB/W/m スコーカー:110dB/W/m トゥイーター:113dB/W/m |
インピーダンス | ウーファー:8Ω スコーカー:16Ω トゥイーター:8Ω |
定格入力 | ウーファー:150W スコーカー:40W トゥイーター:30W |
推奨クロスオーバー周波数 | 低-中域:800Hz 中-高域:7kHz |
減衰量 | 低-中域:12dB/oct 中-高域:12dB/oct |