オーディオの足跡

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TESLA IIの画層
 解説 

S.W.F.Tテクノロジーを用いて設計されたスピーカーシステム。

TESLA IIはS.W.F.T(シングル ウェイブーフロント テクノロジー)を用いて設計されています。
この技術は、2つの低域ユニットを近づけて配置し、それぞれのユニットの中心間の距離より長い波長を作り出す周波数帯を利用すると、2つのユニットは1つのユニットのように作動して安定した周波数特性のシングルウェイブーフロントを作る性質を利用しています。この作用によって部屋のどの位置でもボーカルの位置や楽器の位置を一定にしています。

低域にはオリジナル設計の16.5cmコーン型ウーファーを2個搭載しています。
このユニットでは熱伝導の良いアルミ製のフェイズプラグを中心に置き、その周りを長さ16mmの同リボンボイスコイル付きのコーンが長いストロークの前後ピストン運動を可能にしています。
振動板は、軽量なカーボンファイバーを布に織り込み、ニスに浸したあと、精密に圧縮成形加工したものを使用しています。また、エッジ材にはNORSOREXを使用しており、低域再生に俊敏に反応するとともに高域再生においてはエッジの不要振動を減衰させています。

高域には2.5cmアルミドーム型トゥイーターを搭載しています。

エンクロージャーはバスレフ方式を用いたトールボーイタイプとなっており、板材には25mm厚のMDFを使用しています。

バイワイヤリングに対応しています。

機種の定格
方式 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型
使用ユニット 低域用:16.5cmコーン型x2
高域用:2.5cmドーム型
周波数特性 32Hz~35kHz ±3dB
インピーダンス
出力音圧レベル 88dB/W/m
最適入力 20W以上
外形寸法 幅200x高さ1,240x奥行330mm
重量 23kg