オーディオの足跡

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LA-1の画像
 解説 

PSPM(ピッチ感、セパレーション、パースペクティブ、ミュージカルフィデリティ)の4つの条件を満たすべく開発されたステレオアンプ。

回路設計はクリアボールスピーカーの音作りをしたオーディオスペシャリストである遠藤俊夫氏が行いました。

LA-1は単純な回路で構成されています。また、音質の充実を図るためにPowerは程々に押さえ、音的な総合バランスを考えて最良の部品を選択してあります。
例えば、1%級精密タンタル抵抗、コンダクティブプラスチックボリュームコントロール、OFCリード線使用のコンデンサーを採用しています。また、電源部には特性リングコアトランスや高耐圧ファースト・リカバリー・ダイオードを採用しています。

シャーシをはじめ小物パーツに至るまで非磁性体を使用して電磁誘導を極力防止しています。

パワーデバイスにはナショナルセミコンダクター社製のLM1875Tを採用しています。

クリアボールスピーカーとのマッチングを考えて設計されていますが、他のスピーカーの再生も考慮されています。

機種の定格
型式 ステレオアンプ
定格出力(両ch動作時、1kHz) 16W+16W(4Ω)
14W+14W(8Ω)
全高調波歪率(1kHz、定格出力時) 0.1%
周波数特性 20Hz~20kHz +0 -0.25dB
S/N比 94dB
入力感度 8Ω:480mV
4Ω:360mV
消費電力(電気用品取締法基準) 50W
外形寸法 幅276x高さ90x奥行290mm
重量 2.6kg