OTTO ASX-1
¥35,000(1台、1978年頃)
解説
SX-P1に採用された30cmコーン型ウーファーユニット。
振動板にはポーラスメタルコーンを採用しています。
ポーラスメタルコーンではニッケル素材を発泡状にした上で20μのアルミ箔を内側に接着することで同じ面密度の24倍以上に達する高剛性を実現し、かつウーファー振動板として必要充分な2.4km/sの音速を実現しています。
さらに、発泡化されていることによって適度のロスを持っており、通常の紙コーン並の20~22というQ値を実現しています。
振動板形状は口角115゜のコニカルタイプとなっています。
磁気回路には低歪率化を図った高磁束密度の大型フェライトマグネットを採用しています。
機種の定格
型式 | 30cmコーン型ウーファユニット |
振動板 | ポーラスメタル(発泡金属)コーン |
インピーダンス | 8 +0 -1Ω(150Hz) |
fo | 26Hz ±5Hz |
入力 | Normal:5W Max:100W |
推奨クロスオーバー周波数 | 1kHz以下 |
出力音圧レベル | 94.5 ±1.5dB(2.83V/m、150Hz/200Hz/300Hz/400Hz測定) |
空隙磁束密度 | 11,000gauss |
マグネット寸法 | 156mmφx80mmφx20mm |
マグネット重量 | 1.4kg |
総重量 | 5,650g |