OTTO/SANYO FMT-1100
¥59,800(1973年頃)
解説
当時のラインナップで最上位にあたるFM/AMチューナー。
FMフロントエンドにデュアルゲートMOS型FETと4連周波数直線型バリコンを採用した高周波2段増幅回路を採用しています。
IF段は専用ICとクリスタルフィルターとLCブロックフィルターを採用しており、優れたキャプチャーレシオと選択ドを実現しています。
FMマルチプレックス回路は専用ICによるダブル・バランスドディモジュレーター方式を採用しており、広い帯域にわたって良好なセパレーションを実現しています。
16kHzローパスフィルターを搭載しています。
ミューティングレベル可変、出力レベルコントロールなどの機能を搭載していま。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信周波数 | 76MHz~90MHz |
感度 | 1.7μV(IHF) |
高調波歪率 | mono:0.2% stereo:0.3% |
S/N | mono:70dB stereo:60dB |
キャプチャーレシオ | 1.5dB |
イメージ比 | 90dB |
IF妨害比 | 100dB |
2信号選択度 | 60dB |
ステレオセパレーション | 40B以上 |
アンテナインピーダンス | 75Ω、300Ω |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 535kHz~1,605kHz |
感度 | 150μV/m |
イメージ比 | 70dB |
選択度 | 60dB |
<その他> | |
出力レベル | 0~1V |
付属機能 | FMミューティング MPXノイズフィルター ステレオミューティング ヘッドホン端子 マルチパス出力 録音出力 モノ出力端子 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 18W |
外形寸法 | 幅420x高さ130x奥行330mm |
重量 | 7.2kg |