OTTO/SANYO TP-450
¥35,000(1977年頃)
解説
FGサーボDCモーターを採用したオートプレイヤーシステム。
ターンテーブル駆動モーターにはFGサーボ回路を内蔵したDCモーターを採用しており、FGサーボ回路の働きで安定した回転を保っています。
また、ターンテーブルにはアルミダイキャスト製のものを用いることで鳴きを抑えています。
オートカット、オートリターン機構を搭載しています。
聴きたい個所にトーンアームを持っていきキューイングレバーを下ろせば、オイルダンプ機構で針先は盤面にゆっくりと降ります。演奏が終了sればオートリターン機構が働いてトーンアームは自動的にレストに戻り、電源が切れます。
オートカットもスムーズな動作となっています。
トーンアームにはS字型パイプアームを採用しています。
このアームにはインサイドフォースキャンセラーやラテラルバランサーを搭載しています。
カートリッジにはハイコンプライアンスタイプのMM型カートリッジであるMG-50を採用しています。
大型のインシュレーターを採用することでハウリングの影響を抑えています。
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー |
| <ターンテーブル部> | |
| 駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
| 駆動モーター | FGサーボDCモーター |
| ワウフラッター | 0.05%(WRMS) |
| SN比 | 55dB(JIS) |
| ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト製 |
| <トーンアーム部> | |
| 型式 | スタティックバランスS字型パイプアーム |
| 有効長 | 222mm |
| 付属機構 | アンチスケーティング機構 ラテラルバランサー |
| <カートリッジ部> | |
| 型式 | MM型(MG-50) |
| 周波数特性 | 20Hz~20kHz |
| セパレーション | 20dB(1kHz) |
| 出力電圧 | 2.8mV(1kHz、5cm/sec) |
| コンプライアンス | 7.0x10-6cm/dyne |
| 針先 | 0.5milダイヤ(ST-50D) |
| 適正針圧 | 1.8~2.5g |
| <総合> | |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 2.5W |
| 外形寸法 | 幅450x高さ158x奥行378mm |
| 重量 | 7.8kg |
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