OTTO/SANYO RD-4350D
¥59,800(1974年頃)
解説
ハイフィデリティを目指したステレオカセットデッキ。
録再ヘッドには高硬度SFH(スーパーフェライトヘッド)を採用しています。
このヘッドは、従来のヘッドに比べて高周波バイアスの損失は約1/2、周波数特性も4.8cm/secのテープ速度で17kHzまで可能です。また、ギャップ精度は極めて高く、その上鏡面仕上げを施したことでモジュレーションノイズを低減しています。
駆動モーターにはDCサーボモーターを採用しており、安定した回転を実現しています。
ノイズリダクションシステムとしてドルビー回路を搭載しており、中高域の雑音を低減することができます。
テープセレクターを搭載しており、セレクターをスペシャルに切換えることでクロームテープ用のバイアスが動作します。
マイク回路とライン入力回路を独立させた構成を採用しており、音声信号の通過経路を単純化することでS/N比を向上しています。
録音・再生両面における特性補正方式を採用しています。
フルオートストップ機構を搭載しています。
パネルアップ機構を搭載しており、メーターが確認しやすくなってます。
キュー機構を搭載しています。
メモリー装置を内蔵しており、録音個所の頭出しなどが可能です。
大型VUメーターを搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
駆動モーター | DCサーボモーター |
ヘッド | 録再:SFヘッド |
外形寸法 | 幅440x高さ120x奥行241mm |