OTTO/SANYO RD-4300
¥44,800(1971年頃)
解説
DCサーボモーターやドルビー回路を搭載したステレオカセットデッキ。
ノイズリダクション回路としてドルビーシステムを搭載しています。
駆動モーターにはDCサーボモーターを採用しており、安定した走行を実現しています。
フルオートストップ機構を搭載しており、テープが巻き終わるとスタール回路が働いて自動的にメカニズムは停止の状態に戻ります。この機構は録音・再生時のみでなく早送りや巻戻し時にも動作します。
メモリー装置を内蔵しています。
録音開始時などに、三桁のテープカウンターの目盛を000の位置にセットし、巻戻し時にメモリーをONにすると、テープカウンタの目盛が999の位置に来ると自動的に巻戻しがストップします。
テープセレクトスイッチを搭載しており、クロームテープにも対応しています。
スイッチをスペシャルに切換るとクロームテープ用のイコライザに切り替わります。
パネルアップ機構を搭載しており、ボタンを押すとVUメーターパネルが約25゜ほどせり上がる構造となっています。
キュー機構を搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
使用モーター | DCサーボモーター |
録音方式 | 交流バイアス1/4トラック方式 |
消去方式 | 交流消去方式 |
テープ速度 | 4.8cm/sec |
録音時間 | 往復60分(C-60) |
早送り・巻戻し時間 | 70秒(C-60) |
ワウ・フラッター | 0.10%WRMS |
周波数特性 | 30Hz~14kHz 30Hz~17kHz(クロームテープ) |
SN比 | dolby off:50dB dolby on:58dB |
入力端子 | Mic:-70dB(0.3mV)/20kΩ Aux:-20dB(100mV)/500kΩ |
DINコネクタ | 入力:-55dB(1.5mV)/10kΩ 出力:0.775V/2kΩ |
出力端子 | Line out:0.775V/2kΩ Headphone:8Ω~10kΩ |
使用半導体 | トランジスタ:26個 FET:2個 ダイオード:11個 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 8W |
外形寸法 | 幅440x高さ120x奥行241mm |
重量 | 5.7kg |
付属 | 接続コード(DIN-DIN) 試聴用テープ ヘッドクリーナー |