OTTO/SANYO DCP-180X
¥25,800(1971年発売)
解説
1400シリーズのバリエーションモデルとして開発されたステレオパワーアンプ。
DCP-180XはDCA-1400からメインアンプ部をそのまま独立させた構成となっています。
回路方式には全段直結OCL回路を採用しており、段間のコンデンサ排除すると共に±電源方式で出力コンデンサも排除しています。
また、初段の差動アンプとバイアスの温度補償回路を採用しています。
2系統のスピーカーシステムを接続できます。
位相切替スイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
回路方式 | 全段直結差動増幅ピュアコンプリメンタリーOCL回路 |
ミュージックパワー | 56W(8Ω、歪率0.8%、IHF) |
実効出力 | 20W+20W(8Ω、歪率0.8%、IHF) |
全高調波歪率 | 0.8%(定格出力時) |
混変調歪率 | 0.2%(定格出力時) |
周波数特性 | 15Hz~70kHz -1dB(1972年カタログ記載) 15Hz~100kHz(1973年カタログ記載) |
パワーバンドワイズ | 15Hz~70kHz(IHF) 10Hz~100kHz(1973年カタログ記載) |
入力感度/インピーダンス | 400mV/70kΩ |
ダンピングファクター | 100(8Ω) |
負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
付属回路 | 位相切替スイッチ |
使用半導体 | トランジスタ:14個 ダイオード:22個 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 40W |
外形寸法 | 幅295x高さ105x奥行255mm |
重量 | 4.2kg |