OTTO/SANYO DCA-1001mkII
¥43,000(1977年頃)
解説
大出力のパワーICを採用したプリメインアンプ。
パワーアンプ部には特別に開発された70W+70WのパワーICを採用しており、電源部の強化や初段差動以下4段直結OCL回路の採用などによって60W+60Wの出力を得ています。
イコライザーアンプ部は初段差動以下4段直結ピュアコンプリメンタリー回路を採用しており、パワーアンプ風の設計が採り入れられています。
トーンコントロール部にはトーンディフィートスイッチを搭載しており、不要な時には回路をパスさせることでフラットな特性が得られます。
パワーリミッターやサーマルセンサー、パワーミューティングなど3段階の保護回路を搭載しています。
機種の定格
| 型式 | プリメインアンプ |
| <メインアンプ部> | |
| 回路方式 | 差動入力±2電源全段直結OCL |
| 実効出力(両ch駆動) | 60W+60W(8Ω、20Hz~20kHz) |
| 全高調波歪率 | 0.2%(定格出力時) 0.05%(-3dB) |
| 周波数特性 | 10Hz~50kHz +0 -3dB |
| 出力帯域幅(IHF) | 10Hz~35kHz(THD 0.5%) |
| ダンピングファクター | 60(1kHz、8Ω) |
| 出力端子 | Speaker A/B:4Ω~8Ω Speaker A+B:8Ω~16Ω |
| <プリアンプ部> | |
| 入力感度/インピーダンス | Phono:2.5mV/47kΩ Tuner、Aux、Tape1/2:150mV/80kΩ |
| Phono最大許容入力 | 150mV(1kHz、RMS) |
| 出力レベル/インピーダンス | Tape rec 1/2:150mV |
| 周波数特性 | RIAA偏差 ±0.5dB |
| SN比(IHF-A) | Phono:76dB Aux:95dB |
| トーンコントロール | Bass:±10dB(50Hz) Treble:±10dB(20kHz) |
| <総合> | |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 定格消費電力 | 100W |
| 外形寸法 | 幅420x高さ148x奥行350mm |
| 重量 | 10kg |