
SANSUI APS-220
¥106,300(1台、1970年頃?)
解説
左右スピーカーボックスとセンターボックスの3点を1体としたデザインを採用したセパレートステレオ。
レシーバー部
回路構成はシリコンパワートランジスタを用いたコンプリメンタリー・ダーリントンのSEPP-ITL-OTL方式を採用しています。また、純電子式プロテクターを搭載することでパワートランジスタを保護しています。
電源トランスにはトランジスタ専用トランスを採用しています。
FMチューナー部にはダブルリミッター回路を搭載しており、ノイズを抑えた再生を可能にしています。
また、FMマルチ回路には安定性・信頼性ともに優れたスイッチング方式を採用しています。
プレイヤー部
レコードプレイヤーにはシンクロナスモーターを用いたベルトドライブ方式を採用しています。
オートリータン機能を搭載しており、レコード演奏が終了すると自動的にアームが戻ります。
また、曲の途中からでもレバー操作によってアームが戻り電源が切れるオートカット方式を採用しています。
スピーカー部
2ウェイ構成となっており、新開発の20cmコーン型ウーファーと5cmコーン型トゥイーターを搭載しています。
その他
フリースタイル設計となっており、左右のスピーカーやアンプ・プレイヤーを自由に配置できます。
機種の定格
型式 | ステレオ |
<アンプ部> | |
ミュージックパワー | 30W |
実効出力 | 10W/10W |
歪率 | 1.5% |
パワーバンドワイズ | 30Hz~15kHz |
ダンピングファクター | 20(8Ω) |
入力感度 | Phono:2mV Aux:120mV |
<チューナー部> | |
感度 | FM:4μV AM:20μV |
<プレイヤー部> | |
駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
モーター | 4極シンクロナスモーター |
ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト製 |
トーンアーム | スタティックバランス型無共振パイプアーム |
カートリッジ | MM型 |
針先 | ダイヤ針 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
針圧 | 3g |
付属機構 | オートリターン |
<スピーカー部> | |
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型 高域用:5cmコーン型 |
最大入力 | 25W |
周波数特性 | 50Hz~20kHz |
<その他> | |
外形寸法 | 幅1,500x高さ550x奥行450mm |
重量 | 56kg |