SANSUI S-7XV
¥79,800(2台1組、1989年頃)
解説
AASW(エアロ・アコースティック・スーパーウーファー)システムを搭載したAV対応トールボーイタイプのスピーカーシステム。
      
      低音再生を改善するため、16cmコーン型ウーファーユニットによるAASWシステムを採用しています。
      AASWシステムは、ヘルムホルツのレゾネータ理論に基づいた低音再生方式で、小口径ユニットでありながら、大口径ユニットに匹敵する低音再生を図っています。
      内部スペースとダクト部の共振周波数を低域にもっていくことにより低域での十分な音圧を獲得しており、ここで発生する共振は、音響フィルターの役割も果たしており、ダクトから出てくる際には高調波成分がふるい落とされ、直接音方式に比べて歪の少ない再生音を得られています。
      
      低域には16cmコーン型ウーファー、高域にはチタンダイアフラムを用いた2.5cmハードドーム型ツィーターを採用しています。
      
      低域部がメインシステム部に影響をおよぼさないように、キャビネット内部は完全に分離し、十分な板厚を確保し不要な箱鳴きを防いでいます。
			
機種の定格
| 方式 | 3ウェイ・3スピーカー・AASW方式・トールボーイ型・防磁設計(EIAJ) | 
| ユニット | 超低域用:16cmコーン型 低域用:16cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型  | 
                
| 再生周波数帯域 | 38Hz~20000Hz | 
| 最大入力 | 80W | 
| 瞬間最大入力 | 150W(EIAJ) | 
| インピーダンス | 6Ω | 
| 出力音圧レベル | 86dB/W/m | 
| クロスオーバー周波数 | 65Hz、3000Hz | 
| 外形寸法 | 幅250x高さ1064x奥行309mm | 
| 重量 | 20.1kg |