
SANSUI Monitor 2130
¥150,000(1台、1974年発売)
解説
JBLのプロフェッショナル用ユニットであるModel2130を用いたスピーカーシステム。
ユニットには30cmのコーン型フルレンジユニットであるModel2130を搭載しています。
磁気回路には102mmφの大口径エッジ巻きボイスコイルと高能率の大型マグネットを採用しています。
エンクロージャーには厳選した素材を採用しており、側板・天板・底板などに音響用の高密度パーチクルボード、フロントバッフルには北欧製の樺桜合板、補強材には米松などを使用しています。
また、バッフル板の取り付けにはホゾ組み構造、その他各板の接合にはスプライン構造や隅木を採用するなど、十分な補強が施されています。
外観にはウォルナットのオイル仕上げが施されています。また、フロントグリルには天然檜材を用いた手作りの七宝組子を採用しており、格調高い仕上げとなっています。
2ウェイ方式にグレードアップが簡単にできるエンクロージャー構造を採用しています。
グレードアップの基本的な組合せ例として、ドライバーModel2410とホーンModel2305とネットワークModel3120の組合せや、トゥイーターModel2405とネットワークModel3105の組合せなどがありました。
機種の定格
方式 | 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
ユニット | 全帯域用:30cmコーン型(2130) |
最大許容入力 | 40W |
インピーダンス | 8Ω |
周波数特性 | 45Hz~10kHz |
出力音圧レベル | 101dB(NewJIS) |
外形寸法 | 幅430x高さ766x奥行433mm |
重量 | 30.7kg |