SANSUI Monitor 2120
¥100,000(1台、1974年頃)
解説
JBLのプロフェッショナル用ユニットを用いたスピーカーシステム。
ユニットには25cmのコーン型フルレンジユニットであるModel2120を搭載しています。
エンクロージャーはModel2120用に特別開発したものとなっており、バスレフ方式を採用しています。
フロントバッフルには板振動の良い北欧製桜合板を採用し、不要な固有振動の発生を防止しています。また、フロントバッフルとリアバッフルの間に補強棒を、側板や天板などとの接合はホゾ組構造とスプラインによる留め構造を採用しています。さらに隅木も使用する事で強度が高く長年の使用にも耐える堅牢な構造となっています。
外観はウォルナット・オイル仕上げとなっています。また、フロントグリルには天然檜材を用いた手作りの七宝組子を採用しており、格調高い仕上げとなっています。
2ウェイ方式にグレードアップが簡単にできるエンクロージャー構造を採用しており、JBLプロ用ツィーターModel 2405やネットワークModel 3105を組み合わせる事で2ウェイスピーカーシステムにすることができます。
増設時はフロントバッフルのツィーター用目隠し板と、リアバッフルのネットワーク用目隠し板を取り外して設置します。
機種の定格
| 方式 | 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
| ユニット | 全帯域用:25cmコーン型(JBL Model2120) |
| 周波数特性 | 40Hz~10kHz |
| 最大許容入力 | 60W(連続プログラム) |
| インピーダンス | 8Ω |
| 出力音圧レベル | 99dB(New JIS) |
| 材質 | 硬質ホモゲン |
| 仕上げ | ウォルナットオイルフィニッシュ |
| 外形寸法 | 幅393x高さ645x奥行385mm |
| 重量 | 23.5kg 22.5kg(別カタログ記載) |
| JBL Model2120の仕様 | |
| 口径 | 25cm |
| ボイスコイル | 76mm径エッジ巻アルミリボン |
| ユニット重量 | 3.5kg |
| 別売:JBL Model2405の仕様 | |
| インピーダンス | 16Ω |
| 定格入力 | 20W(連続プログラム) |
| 周波数特性 | 6.5kHz~21.5kHz ±3dB |
| ボイスコイル | 44mm径 |
| 指向特性 | (水平x垂直)、30゜x90゜(16kHz) |
| 重量 | 2.0kg |
| 別売:JBL Model3105の仕様 | |
| クロスオーバー周波数 | 7kHz |
| 定格入力 | 50W |
| インピーダンス | ウーファー:12Ω~16Ω ツィーター:12Ω~16Ω |
| 高域減衰 | 連続可変 |
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