SANSUI SR-121
¥25,000(1976年頃)
解説
SR-525、SR-323のデザインを踏襲したベルトドライブ方式のレコードプレヤー。
            
            駆動モーターには4極シンクロナス型を採用しており、300mm径アルミダイキャスト製ターンテーブルを安定した回転で駆動しています。また、軸受部には超精密ベアリングを用いた外径52mmφの亜鉛合金ダイキャスト製ハウジングを採用しています。
            
            長期間にわたって正確な回転を得るため、モーターサスペンション部や電源スイッチ、速度切替部をサブシャーシにまとめてユニット化しており、機械強度を向上させています。
            
            トーンアーム部には2点ピボットサポート方式のスタティックバランスS字型トーンアームを採用しており、音質に悪影響を及ぼすアームの部分共振を抑えています。また、アームベース部に亜鉛合金ダイキャストを使用することで強度を高める、さらにパイプ内部やウェイトシャフトなども共振防止の設計が施されています。
            
            カートリッジにはMM型カートリッジであるSV-41Aを採用しています。
            
            キャビネット部にはSR-525やSR-323と同様に質量が大きく内部損失の大きな12mm厚板ボードキャビネットを採用しています。
            また、脚部にインシュレーターを装備しており、床からの直接振動を低減しています。
            
            単独型アームリフターを搭載しています。
            
            針圧直読式バランスウェイトを搭載しています。
            
            内蔵型インサイドフォースキャンセラーを搭載しています。
            
            着脱が可能なフリーストップ式ダストカバーを装備しています。
            
            sy通力ケーブルにはPin-Pin式の低容量出力コード(40pF/m)を採用しています。
			
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー | 
| <ターンテーブル部> | |
| 駆動方式 | ベルトドライブ方式 | 
| モーター | 4極シンクロナス型 | 
| 定格回転数 | 33・1/3および45rpm | 
| ターンテーブル | 300mm径アルミ合金ダイキャスト | 
| ワウフラッター | 0.07%以下(WRMS) | 
| SN比 | 48dB以上 | 
| <トーンアーム部> | |
| トーンアーム | スタティックバランスS字型パイプアーム 針圧直読式 内蔵型インサイドフォースキャンセラー 4端子プラグインヘッド式  | 
                
| 実効長 | 220mm | 
| オーバーハング | 17.5mm | 
| <カートリッジ部> | |
| 型式 | MM型(SV-41A) | 
| 周波数特性 | 10Hz~20kHz | 
| 出力電圧 | 3.5mV(1kHz、50mm/sec) | 
| 負荷インピーダンス | 47kΩ | 
| 適正針圧 | 2.0~2.5g | 
| 針先 | 0.5milダイヤ針(SN-41A) | 
| <総合> | |
| 定格消費電力 | 10W | 
| 外形寸法 | 幅452x高さ139x奥行370mm | 
| 重量 | 6kg | 
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