
SANSUI SC-9
¥128,000(1978年頃)
解説
ダイレクトマチック方式を採用した最上位モデルのカセットデッキ。
ダイレクトマチック方式ではカセットメカニズムに検討を加える事でカセットハーフを確実にホールドし、安定した走行を実現しています。
また、ダイレクトマチック方式によって着脱を容易にしています。
メカニズムには2モーター方式を採用しています。また、有害な振動をカットする2分割シャーシ構造を採用しており、よりクリアな音質を得ています。
ICロジック回路を採用しており、オートプレイやオートリピート、タイマー録音・再生、テープリードインが可能です。
さらに、メモリー機能との組み合わせによって多彩なオート機能を実現しています。
最大入力を抑えるリミッター回路を搭載しています。
ヘッドには音質や耐久性を向上させたフェライトヘッドを採用しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック形式 | 4トラック・2チャンネル、録音/再生 |
ヘッド | 録音/再生:フェライトヘッド |
モーター | FGサーボモーター |
ワウ・フラッター | 0.05%以下(WRMS) |
周波数特性 | 20Hz~17kHz(Fe-Crテープ録音) |
SN比 | 67dB以上(Fe-Crテープ、ドルビーon) |
入力感度/インピーダンス | Mic:0.2mV/200Ω~10kΩ Line:70mV/100kΩ Din:0.2mV/4.7kΩ |
外形寸法 | 幅480x高さ198x奥行317mm |
重量 | 12.5kg |