SANSUI P-L50A
¥56,000(1982年頃)
解説
コンパクトサイズに多彩なプレイ機能を搭載したフルオートプレイヤー。
            
            トーンアームにはリニアトラッキングアームを採用しています。
            また、駆動モーターには基本特性に優れたFGサーボDDコアレスモーターを採用しています。
            
            ランダムプログラム自動選曲機構を搭載しておりプログラムされた曲順通りに自由に演奏できます。プログラムは7曲まで行え、リピート機能によって何回でも繰り返し演奏が可能です。
            このランダムプログラム自動選曲機構はトーンアームの先端に取り付けられた2つのコンピュ・センサーによって行われています。まず、第1のセンサーがレコード盤上の曲間をサーチし、コンピューターに静かにアームを降ろす指令を出します。次に第2のセンサーが曲間に針先があることを完治し、ミューティング解除を指令します。このデュアルセンサー方式によって正確なプログラム選曲を可能にしています。
            
            オートセレクト機能を搭載しており、レコードサイズと回転数が自動設計できます。
            また、この機能はレコードのかけ忘れによる針先の損傷を防ぐ安全機構としても動作します。
            
            サンスイのカセットデッキと組み合わせることでレコードの編集録音が可能なコンピュ・エディット機構を搭載しています。
            このメカニズムでは、レコード盤に針先が降りるとコンピュ・センサーの指令によってカセットデッキの録音がスタートし、レコード演奏が終わるとコンピューター指令によってカセットデッキがRec
            Muteのあと録音スタンバイとなります。
            
            サンスイのプリメインアンプA-909やA-707と連動するコンピュ・セレクターシステムを搭載しています。
            この機能では、プレイヤーのスタートボタンを押すとアンプのセレクタースイッチが自動的にPhonoに切り替わります。また、アンプのPhonoスイッチを押すだけでもトーンアームがリードインし、レコード演奏を開始します。
            
            シルバーとブラックの2色のカラーバリエーションがありました。
			
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー | 
| 駆動方式 | 電子制御ダイレクトドライブ | 
| モーター | DCブラシレスFGサーボコアレスモーター | 
| ワウフラッター | 0.028%以下(WRMS) | 
| SN比 | 72dB以上(DIN-B) | 
| トーンアーム | リニアトラッキング方式スタティックバランス型 | 
| カートリッジ | デュアル・マグネット型(SV-S505) | 
| 針先 | 0.6milダイヤ針(SN-505) | 
| 周波数特性 | 10Hz~20kHz | 
| 出力電圧/インピーダンス(1kHz) | 2.5mV/47kΩ | 
| フルオート機構 | オートリードイン オートリターン リピート オートサイズセレクト(30、25、17cm) ランダムプログラム自動選曲 オートスピードセレクト  | 
                
| 定格消費電力 | 11W | 
| 外形寸法 | 幅430x高さ114x奥行373mm | 
| 重量 | 6.5kg | 
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