SANSUI FR-D50A
¥60,000(1981年頃)
解説
多彩な機能を備えたフルオートDDプレイヤー。
ランダムプログラム自動選曲機構を搭載しており、レコードに刻まれた曲を好きな曲順で最大7曲まで再生できます。
また、リピート機能も搭載しており、プログラムした通りの曲順で何度も繰り返し再生が可能です。
コンピュ・エディット機能を搭載しています。
この機能ではコンピュエディット対応カセットデッキ(D-M7、D-570、D-370、SC-A33など)と組み合わせることで、プレイヤーの演奏スタート/ストップと、カセットデッキの録音スタート/ストップのタイミングをプレイヤーに内蔵されたコンピューターから出されるコントロール信号によって自動的に合わせることができます。
駆動モーターには3相全波駆動20極30スロットDDモーターを採用しており、さらに高精度のバリアブル・リアクタンスFGサーボを採用することでレコードトレーシング時の過渡的な負荷変動の影響を低減しています。
また、ドリフトや起動時のオーバーシュートなども大幅に改善しています。
トーンアームには最適支持方式のストレートアームを採用しています。
このアームはピボット軸を動的バランス点に設定しており、針先からピックアップされた信号がピボットに伝わらず、逆に外部振動が針先に伝わることがありません。
カートリッジにはデュアルマグネット型のSV-202を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオレコードプレイヤー |
駆動方式 | コンピューター制御ダイレクトドライブ |
モーター | DCブラシレスFGサーボモーター |
回転数 | 33・1/3、45rpm(±3%可変) |
ターンテーブル | 31.5cmアルミダイキャスト製 |
ワウフラッター | 0.025%以下(WRMS) |
SN比 | 72dB以上(DIN-B) |
トーンアーム | スタティックバランス・ストレート型 |
実効長 | 220mm |
適合カートリッジ自重 | 4~9g |
カートリッジ | デュアルマグネット型(SV-202) |
周波数特性 | 10Hz~20kHz |
出力電圧 | 2.5mV |
針先 | 0.6milダイヤ針(SN-202) |
フルオート機構 | オートリードイン オートリターン リピート オートサイズセレクト(30、17cm) ランダムプログラム自動選曲 |
定格消費電力 | 14W以下 |
外形寸法 | 幅440x高さ127x奥行374mm |
重量 | 6.0kg |